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アクセシビリティソフトウエアー : 現在どこまで来ているか?

 
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著者 メッセージ
山口



登録日: 2003年5月 23日
記事: 2920


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記事 件名: アクセシビリティソフトウエアー : 現在どこまで来ているか?     投稿時間: 2005年2月27日(日) 10:33 引用

Nobuyuki さんから次の草稿を頂きましたので公開します。
草稿:
訳者: 山口
原題: Software Accessibility - Where Are We Today?   (2004/09/09)
訳題: アクセシビリティソフトウエアー : 現在どこまで来ているか?   (2005/02/27)

どうぞよろしくお願いします。
Yusuke SATO



登録日: 2005年3月 07日
記事: 76
所在地: 千葉県


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記事 件名: Re: アクセシビリティソフトウエアー : 現在どこまで来ているか?     投稿時間: 2005年3月27日(日) 18:21 引用

佐藤です。翻訳おつかれさまです。
こちらの文書にも目を通してみました。途中までですが、目についたところを挙げておきます。

目を通したのは「コンピュータにコマンドを与え、データーを入力する代替方法」の手前までです。


ドキュメント全体
→「働き (task)」は「動作」の方がいいですね。
→細かいですが、「ソフトウエアー」は「ソフトウェア」に、「ユーザー」は「ユーザ」にした方がいいかなーと思います。


現在どこまで来ているか?
Quote:
それが発展する間の経過と技術をこの記事によって見直します。

→この記事では、その発展の経緯と、これまで開発されてきた技術を概観します。
だいぶ意訳しましたが、"as it has developed" が "progress" と "technology" の両方にかかっていると読めばこうなる……かな?

Quote:
身体に障害のある人たちの必要を配慮して設計されたわけでありませんでした。

→身体に障害のある人たちの要求に配慮して設計されたわけではありませんでした。
助詞と typo の修正。細かくてすみません。

Quote:
これらのアプリケーションはコンピュータのユーザーが:

→これらのアプリケーションはコンピュータのユーザーは次のことができると仮定しています:

Quote:
音の発生に対応できる

→再生された音に反応できる
「音に反応できる」だけでもいいかもしれません。

Quote:
ほとんどのソフトウエアーは処理結果を伝えるのに音声のみに依存しないという点において、この事はいずれにしても支障には到りません

→ほとんどのソフトウェアでは、処理結果が音声のみで伝えられるということはありません。そのため、この点は他と比べれば幾分か制限になりにくいです。
かな? 原文がちょっと難しいので、怪しいです。

Quote:
同様に考慮されるのは、視野、視覚、運動性に問題を感じ始めた増加しているべービーブーマー世代の老人たちです。

→視野、視覚、運動性に問題を感じ始めている、増加中のべービーブーマー世代の老人たちについても考慮しなければなりません。

Quote:
小規模なアクセシビリティのハードやソフトの多くのベンダーが、

→たくさんの、アクセシビリティのためのハードやソフトを作っている小規模なベンダーが、

Quote:
視力障害者がマウスの働きを代行するキーボードを使えるようにします。

→視力障害者が、マウスで行う操作をキーボードで代替できるようにします。

Quote:
運動障害のある人たちがキーボードとマウスの代替物として使用可能になります。

→運動障害のある人たち向けの、キーボードやマウスの代替物です。

Quote:
弱視者が画面の各部を楽に読むことを可能にします。

→弱視者が画面の各部を楽に読めるようにします。

Quote:
難読症や学習障害のコンピュータユーザーが画面上でテキストが処理されるのを見たり聞いたりする事を可能にします。

→難読症や学習障害のユーザが、コンピュータの画面で操作されているように見たり聞いたりできるようにします。
「コンピュータユーザ」は、"Comprehension software" についての話なので単に「ユーザ」でいいんじゃないかと。
ただ、文の後半はよく意味が分かりません。Comprehension software についての資料があまりないですね…… "reading comprehension software" というのが Google で結構引っかかりますが、それがどういうものなのかはいまいちよく分かりません。


画面上のコンテンツにアクセスする代替方法
Quote:
大型フォントや、強対照なテーマの組み込みや、超大型画面を使用することでも、弱視のある人たちにとって十分かもしれません。

→視力の低い人にとっては、より大きいフォントを使ったり、組み込みのコントラストの強いテーマを使ったり、特大のスクリーンを使ったりするだけで十分かもしれません。
「組み込みの」というのは、何に組み込みの、なんでしょうか? どうでもいいことかもしれません。

Quote:
現在のフォーカスを追いながら

→現在のフォーカスに合わせて

Quote:
様々な色パレットを通してテキストと画像をフィルターにかける機能を備えるものもあります。

→様々な色の組み合せでテキストや画像を表示するフィルター機能を備えるものもあります。
原文からはだいぶ離れますが、こうした方が自然になるかと。

Quote:
オプタコンは人差し指ほどの振動する一列のピンを使って

→オプタコンは人差し指ほどの大きさに並べられた振動するピンを使って、
http://www.tsukuba-tech.ac.jp/info/kenkyu/kaken/sys33.html#sys331 によれば、ピンは一列ではなくてマトリクス状に並んでいたようです。

Quote:
ユーザーは振動するピンを読むために片手を使い

→ユーザーは片手で振動するピンを読み

Quote:
これは、点字エンボス加工機上で印刷された点字ハードコピーの形で、または繰り返し使用可能な点字表示機によって準備されます(下記参照)。

→これは、点字プリンタで印刷されたハードコピーや、点字ディスプレイといった形で利用されます(下図参照)。

あと、原文の "or from a" は "or form a" の typo でしょうかね。

Quote:
これらの技術には特別なオペレーター、定型的な点字作成の仕事、ソフトウエアーを使うテキストから点字への翻訳が必要になります。

→これらの技術には、特別なドライバ、点字割り付けルーチン、ソフトウェアによるテキストから点字への翻訳が必要になります。
訳は手作業による翻訳を想定しておられるようですが、原文はどうもコンピュータによる作業を指して言っているように思えます。
"driver" はデバイスドライバのようなドライバのこと、"formatting routine" は割り付けプログラムのことを言っているのではないかと。

Quote:
左側: 繰り返し使用可能な点字 様々なサイズのディスプレイ

→左図: 様々なサイズの点字ディスプレイ

Quote:
右側: 点字エンボス加工機

→右図: 点字プリンタ

Quote:
メール投函用のスロットを通して

→郵便ポストの差出口を通して

Quote:
目の見えない人が情報を処理する事は、メール投函用のスロットを通して、順番に規則に従って物を見るようなものです。テキスト読み上げや、繰り返し使える点字ディスプレイによって、連続した図形化されていない情報の小断片のみが伝えられます。

sequential は、 random access と sequential access の sequential ですね。前のを読んでからでないと後のが読めない、という状況を日本語ではどう言ったらいいんでしょうか? 順序的?
「図形化されていない」は「プレーンテキストのみの」と同じ意味、ととっていいんでしょうか?

Quote:
ユーザーが何をしようとも、ソフトウエアーは出来るだけ短く的を得た小さなバイトサイズの情報によって応答することが必要です。

→ユーザが何をするにしても、ソフトウェアは出来るだけ小さな、バイトサイズの情報で応答することが求められます。

Quote:
理にかなった選択が理想的な形でされるので、ユーザーは関係ないデーターをそれほど参照されられることはないでしょう。

→理想的には、これにより理にかなった決定がなされ、ユーザは関係ないデータを読む必要がなくなります。
ちょっと怪しいです。
"Ideally" は副詞なので "intelligent" と並べられることはないのでは、というのはあります。
"intelligent decisions are made" というのは、ユーザが決定をするという意味にしかならないと思うんですが、それだと後の文との前後関係が変になってしまいますね。よくわかりません……
あと「これにより」は、前の文とのつながりがなかったので勝手にくっつけました。


よろしくお願いします。
____________________
Yusuke SATO
s-tatsuo@msf.biglobe.ne.jp
Nobuyuki



登録日: 2004年11月 18日
記事: 204


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記事 件名: accessible でない アクセシビリティ原稿?     投稿時間: 2005年4月02日(土) 12:45 引用

Nobuyuki です。
佐藤さん、校正ありがとうございました。
草稿を出し過ぎて、翻訳者も大分混乱をきたしています。最終原稿に上げる工程で、難渋しております。
そんな折、適切なアドバイスをいただけることは、大変ありがたいことです。

さて、頂いた校正は下記のリンクのように反映いたしましたが、気付いた点だけを記します。

アクセシビリティソフトウエアー : 現在どこまで来ているか?


Quote:
→「働き (task)」は「動作」の方がいいですね。

人間の身体の動きについては、動作の方がぴったりするかもしれませんね。



Quote:
Quote:
それが発展する間の経過と技術をこの記事によって見直します。

→この記事では、その発展の経緯と、これまで開発されてきた技術を概観します。
だいぶ意訳しましたが、"as it has developed" が "progress" と "technology" の両方にかかっていると読めばこうなる……かな?

→この記事では、その発展の経緯と、これまで開発されてきた技術を振り返ります。
 とします。このほうが、review の語感が出ますね。




Quote:
Quote:
ほとんどのソフトウエアーは処理結果を伝えるのに音声のみに依存しないという点において、この事はいずれにしても支障には到りません

→ほとんどのソフトウェアでは、処理結果が音声のみで伝えられるということはありません。そのため、この点は他と比べれば幾分か制限になりにくいです。
かな? 原文がちょっと難しいので、怪しいです。

→ほとんどのソフトウェアでは、処理結果が音声のみで伝えられるということはありません。そのため、この点は他と比べれば幾分か制約の程度が低いと言えます。


Quote:

Quote:
小規模なアクセシビリティのハードやソフトの多くのベンダーが、

→たくさんの、アクセシビリティのためのハードやソフトを作っている小規模なベンダーが、

→アクセシビリティのハードやソフトの小規模なベンダーの多くが、・・・・・・・・を作りました。


Quote:
あと、原文の "or from a" は "or form a" の typo でしょうかね

どうもそのようですね、come in the form of = form と思います。


Quote:

Quote:
目の見えない人が情報を処理する事は、メール投函用のスロットを通して、順番に規則に従って物を見るようなものです。テキスト読み上げや、繰り返し使える点字ディスプレイによって、連続した図形化されていない情報の小断片のみが伝えられます。

sequential は、 random access と sequential access の sequential ですね。前のを読んでからでないと後のが読めない、という状況を日本語ではどう言ったらいいんでしょうか? 順序的?
「図形化されていない」は「プレーンテキストのみの」と同じ意味、ととっていいんでしょうか?  

→目の見えない人が情報を処理する事は、メール投函用のスロットを通して、順番に規則に従って物を見るようなものです。テキスト読み上げや点字ディスプレイによって、順番に伝えられるプレーンテキストのみの小さな単位の情報だけが知らされます。


Quote:

Quote:
理にかなった選択が理想的な形でされるので、ユーザーは関係ないデーターをそれほど参照されられることはないでしょう。

→理想的には、これにより理にかなった決定がなされ、ユーザは関係ないデータを読む必要がなくなります。
ちょっと怪しいです。
"Ideally" は副詞なので "intelligent" と並べられることはないのでは、というのはあります。
"intelligent decisions are made" というのは、ユーザが決定をするという意味にしかならないと思うんですが、それだと後の文との前後関係が変になってしまいますね。よくわかりません……
あと「これにより」は、前の文とのつながりがなかったので勝手にくっつけました。

ここは確かに難しい所です。
決定がソフトあるいは、システム側でなされ、その結果余計な情報がユーザーに対して省かれると考える事も出来ます。それでは、システムとは何でしょう?目の見えない人に、情報を伝える際のソフトによる選択や決定による、intelligent な伝え方となります。

ただ前文を読む限りそんな大掛かりな事は、言っておらず、理解可能な小単位で情報を伝えると言っているだけなので、その結果やはり、ユーザーが賢い決定をして、余計な情報を省くということですかね。

以上
Yusuke SATO



登録日: 2005年3月 07日
記事: 76
所在地: 千葉県


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記事 件名: Re: アクセシビリティソフトウェア : 現在どこまで来ているか?     投稿時間: 2005年4月16日(土) 09:39 引用

佐藤です。お疲れさまです。
先の方は目を通せていません。ごめんなさい。まずお返事だけ。


タイトル が残ってたのに気がつきませんでした。
Quote:
ソフトウエアーアクセシビリティの歴史

→ ソフトウェアアクセシビリティの歴史


Quote:
Quote:
小規模なアクセシビリティのハードやソフトの多くのベンダーが、
→たくさんの、アクセシビリティのためのハードやソフトを作っている小規模なベンダーが、

→アクセシビリティのハードやソフトの小規模なベンダーの多くが、・・・・・・・・を作りました。

Nobuyuki さんの訳だと、気になるところが二つあるんです。

  • 「~の多くが」という場合、母集団(全ベンダー)に対する割合の多さを言っている感じがする。
    原文はただ "many" と言っているだけで、これは数量・割合のどちらとも取れるようなのですが、それなら日本語も
    数量を主に示す(母集団の存在を暗示しない)「たくさんのベンダーが」を使った方がいいんじゃないかと考えました。
    この場合「多くの~が」でもいいのかな。「多くの来場者が詰め掛けました」とか言う気がしますし。
  • 「アクセシビリティのハードやソフトの小規模なベンダー」が
    「アクセシビリティのハードやソフトの(小規模なベンダー)」と
    「(アクセシビリティのハード)やソフトの小規模なベンダー」と
    「アクセシビリティの(ハードやソフトの小規模な)ベンダー」と
    (syntactical な点では)いろいろに読めるので分かりづらい。

私の訳の問題点は、二番目の問題を解決するために "作っている" という文を意訳で突っ込んだところですね。
次のようにしてしまう手もありますが、many と small を強調しているように見えるのが難点です。
→ 多くの、小規模な、アクセシビリティのハードやソフトのベンダーが、……を作りました。


Quote:
目の見えない人が情報を処理する事は、メール投函用のスロットを通して、順番に規則に従って物を見るようなものです。
テキスト読み上げや点字ディスプレイによって、順番に伝えられるプレーンテキストのみの小さな単位の情報だけが知らされます。

"sequential" にあたる部分が気になりますが、日本語ではこれがベストですかね。
訳語として「連続的」「順次的」「順序的」あたりが見つかりましたが、どれも逆効果な感じがします。
どなたかもっといい訳語をご存知の方がいらっしゃいましたら助けてください。


Quote:
左図: 様々なサイズの点字ディスプレイ
様々なサイズのディスプレイ

下の「様々なサイズのディスプレイ」は要りません。実態は下の文なのですが、二行になってるので間違えられてしまったんでしょうか。
Quote:
Left: refreshable braille displays of various sizes.



Quote:
Quote:
ユーザーが何をしようとも、ソフトウエアーは出来るだけ短く的を得た小さなバイトサイズの情報によって応答することが必要です。

→ユーザが何をするにしても、ソフトウェアは出来るだけ小さな、バイトサイズの情報で応答することが求められます。

申し訳ありません、ここは私の訳し間違いです。 "short and to the point as possible" の "to the point" が抜けてますね。
→ユーザが何をするにしても、ソフトウェアは出来るだけ小さく、要を得た、バイトサイズの情報で応答することが求められます。


よろしくお願いします。
____________________
Yusuke SATO
s-tatsuo@msf.biglobe.ne.jp
Nobuyuki



登録日: 2004年11月 18日
記事: 204


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記事 件名: Re: アクセシビリティソフトウェア : 現在どこまで来ているか?     投稿時間: 2005年4月16日(土) 14:44 引用

Nobuyuki です。
佐藤さん、コメントありがとうございました。

Quote:

Quote:
Quote:
小規模なアクセシビリティのハードやソフトの多くのベンダーが、
→たくさんの、アクセシビリティのためのハードやソフトを作っている小規模なベンダーが、

→アクセシビリティのハードやソフトの小規模なベンダーの多くが、・・・・・・・・を作りました。

Nobuyuki さんの訳だと、気になるところが二つあるんです。

  • 「~の多くが」という場合、母集団(全ベンダー)に対する割合の多さを言っている感じがする。
    原文はただ "many" と言っているだけで、これは数量・割合のどちらとも取れるようなのですが、それなら日本語も
    数量を主に示す(母集団の存在を暗示しない)「たくさんのベンダーが」を使った方がいいんじゃないかと考えました。
    この場合「多くの~が」でもいいのかな。「多くの来場者が詰め掛けました」とか言う気がしますし。
  • 「アクセシビリティのハードやソフトの小規模なベンダー」が
    「アクセシビリティのハードやソフトの(小規模なベンダー)」と
    「(アクセシビリティのハード)やソフトの小規模なベンダー」と
    「アクセシビリティの(ハードやソフトの小規模な)ベンダー」と
    (syntactical な点では)いろいろに読めるので分かりづらい。

私の訳の問題点は、二番目の問題を解決するために "作っている" という文を意訳で突っ込んだところですね。
次のようにしてしまう手もありますが、many と small を強調しているように見えるのが難点です。
→ 多くの、小規模な、アクセシビリティのハードやソフトのベンダーが、……を作りました。


「ベンダーの多くが」というように、後に持ってきた方が、日本語として読み易くなるかなと思いましたが、どうしても「多くの」を絶対的に使いたいならば、順序を入れ替えた方が、より自然になるかもしれません。
→ アクセシビリティのハードやソフトの、多くの小規模なベンダーが、……を作りました。

Quote:

Quote:
目の見えない人が情報を処理する事は、メール投函用のスロットを通して、順番に規則に従って物を見るようなものです。
テキスト読み上げや点字ディスプレイによって、順番に伝えられるプレーンテキストのみの小さな単位の情報だけが知らされます。

"sequential" にあたる部分が気になりますが、日本語ではこれがベストですかね。
訳語として「連続的」「順次的」「順序的」あたりが見つかりましたが、どれも逆効果な感じがします。
どなたかもっといい訳語をご存知の方がいらっしゃいましたら助けてください。


"sequentially and methodically"をひとつの概念として訳すことがいいと思います。
たとば、
→非可逆的に入念に
→順を追って、丹念に
→連続して規則正しく
などどうですか。

Quote:

Quote:
Quote:
ユーザーが何をしようとも、ソフトウエアーは出来るだけ短く的を得た小さなバイトサイズの情報によって応答することが必要です。

→ユーザが何をするにしても、ソフトウェアは出来るだけ小さな、バイトサイズの情報で応答することが求められます。

申し訳ありません、ここは私の訳し間違いです。 "short and to the point as possible" の "to the point" が抜けてますね。
→ユーザが何をするにしても、ソフトウェアは出来るだけ小さく、要を得た、バイトサイズの情報で応答することが求められます。

これで結構と思いますが、その後の"Ideally, intelligent decisions are made"は、現在は不可能だが、(システム側もしくは、ソフトウエア側で)賢い決定がなされて、ユーザーが余計な情報にさらされなくとも良いと言っているように思えます。

以上
Yusuke SATO



登録日: 2005年3月 07日
記事: 76
所在地: 千葉県


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記事 件名: Re: アクセシビリティソフトウェア : 現在どこまで来ているか?     投稿時間: 2005年4月23日(土) 23:18 引用

こんにちは、佐藤です。


Nobuyuki wrote:
→ アクセシビリティのハードやソフトの、多くの小規模なベンダーが、……を作りました。

これでいいんじゃないかと思います。


Nobuyuki wrote:
"sequentially and methodically"をひとつの概念として訳すことがいいと思います。
たとば、
→非可逆的に入念に
→順を追って、丹念に
→連続して規則正しく
などどうですか。

折衷になってしまいますが、
→順を追って、規則正しく
がいいかなぁと思います。


Nobuyuki wrote:
これで結構と思いますが、その後の"Ideally, intelligent decisions are made"は、現在は不可能だが、(システム側もしくは、ソフトウエア側で)賢い決定がなされて、ユーザーが余計な情報にさらされなくとも良いと言っているように思えます。

そうすると、該当部分は
→システム側の賢い決定によって、ユーザは関係ないデータを読む必要がなくなるのが理想的です。
でしょうか。




以降、"Alternative ways to command the computer and enter data" からの続きです。

コンピュータにコマンドを与え、データーを入力する代替方法

Quote:
もうひとつの問題は障害のある人たちがどのように情報をコンピュータに取り込むかという事です。

→もうひとつの問題は、障害のある人たちがどのように情報をコンピュータに入力するかという事です。


Quote:
保持性のあるキー

これは「スティッキー・キー」でいいんじゃないかと思います。どういうものかが説明されていますし。


Quote:
たとえば大文字を表示するのに最初はシフトキーを押し、解除後に文字を押して大文字にします。

→ 大文字を入力する例で言うと、最初にシフトキーを押し、次にそれを放し、最後に大文字にしたい文字を押します。
http://www.kde.gr.jp/help/doc/kde-i18n/ja/docs/kdebase/kcontrol/HTML/modules.html#ACCESS-KB
を見ると、どうやらこういう機能のようです。


Quote:
Stephen Hawking のようにリストのオプションの中から選択することで情報を入力する人もいます。

→ ステファン・ホーキング博士のように、項目のリストの中から情報を選択することで入力を行う人もいます。
ホーキング博士は有名だと思うので(UNIQLO の CM にも出てたし)、カタカナにしてしまってもいいかな、と思います。


Quote:
彼らは、スイッチを押し下げてリストを通してハイライトバーの移動を開始させます。そして、選択したい項目がハイライトされる時スイッチを解放します。

→ 彼らは、リスト中を移動するハイライトバーを、スイッチを押して移動させ、選択したい項目がハイライトされたときにスイッチを放します。
前半の文が日本語にしづらかったので、思いきって意訳してみました。


Quote:
音声認識: の技術はコンピュータに話かけさせます。

→ 音声認識: の技術は、ユーザがコンピュータに話しかけられるようにします。


Quote:
行き過ぎと言えるくらいまでに一貫したキーストロークはとても大事な配慮となります。

「のサポート」が抜けていますね。
あと、"consideration" を「配慮」と読むか「検討項目」と読むかが問題ですが……
「検討項目」と読むのであれば次のようになります。
→ 行き過ぎと言えるくらいまでに一貫したキーストロークのサポートは非常に重要な検討項目です。


Quote:
所定のほとんどすべてのソフトウェアにあっても、目隠しテストをする人は、キーストロークのサポートを改善するための方法を見つけるための要領を備えています。

→ 盲目のテスターは、ほとんど全てのソフトウェアについてキーストロークのサポートを改善する方法を見つけだす、という才能を持っています。


Quote:
あなたの UI 制御が標準に忠実である事を確信するために アクセシビリティ・ツールキット・チェックリスト を使用して下さい。

→ アクセシビリティ・ツールキット・チェックリストで、あなたの UI 制御が標準に従っているか確かめてください。


Quote:
盲目の人になんとかして電球の画像の意味を知らせるアプリケーションがなければ、盲人はアプリケーションが何を伝えようと目論んでいるのか理解できません。

→ 盲目の人になんとかして電球の画像の意味を知らせるアプリケーションがなければ、盲目の人はアプリケーションが何を伝えようとしているのか理解できません。
「盲目の人」と「盲人」はどちらかに揃えた方がいいですね。


Quote:
同様に、ユーザーが発声している事を理解するために、

→ 同様に、ユーザーが話している事を理解するために、


Quote:
この問題を解決する最新の注目すべき試みは Microsoft によって 1997 年に提案されました。

→ この問題を解決する最近の注目すべき試みに、 Microsoft によって 1997 年に提案された Microsoft Active Accessibility があります。


Quote:
画面読み上げソフトウェアや音声認識ソフトウェアなどのアプリケーションとアクセシビリティ補助機器間の協力がなければ完全なアクセシビリティは出来ないと認識して、Microsoft Active Accessibility は Windows ベースの基準を定義し、それによってアプリケーションはアクセシビリティ補助機器へ状況やその他の関連する情報を伝える事ができます。

→ 画面読み上げソフトウェアや音声認識ソフトウェアなどのアプリケーションとアクセシビリティ補助機能間の協力がなければ完全なアクセシビリティは達成できないとして、Microsoft Active Accessibility は Windows ベースの基準を定義しました。これによってアプリケーションはアクセシビリティ補助機器へ状況やその他の関連する情報を伝える事ができます。


Quote:
主に、アクセシビリティが可能になるアプリケーションへ重大な変更を必要とするという事実のために、この解決策は部分的な成功しか治めませんでした。

→ 主に、アプリケーションにアクセシビリティを持たせるには大きな変更が必要であるという事実のために、この解決策は部分的な成功しか収めませんでした。


Quote:
このため障害のある人々はアクセシビリティに対応するこのソフトウェアを製造する会社に依存する事を余儀なくされました。

→ 障害のある人々がそれらのソフトウェアにアクセシビリティを持たせるには製造元に頼るしかありせんでした。
前の文で「~ので」と言っているので「このため」は要りませんね。


Quote:
多くの会社が MSAA サポートに注意を払い実装するようになった事です

→多くの会社が MSAA サポートに注意を払い実装するようになりました。
「肯定的な面としては……」で始まっているので、語尾は「実装するようになりました」か「実装するようになった事が挙げられます」あたりの方がいいかと。



オープンソースのソフトウェアを入力する
→ オープンソースソフトウェアを使う
かな? Google で "Enter Open Source Software" を検索すると、この意味で使っているっぽい文章がいくつか引っかかります。


Quote:
それらのアプリケーションは全面的にアクセシビリティが可能でありませんでした。

→ それらのアプリケーションが完全なアクセシビリティを持つことはありませんでした。


Quote:
変更をする事はごく普通にできました。

→ 変更をする事はごく普通にできます。


Quote:
アクセシビリティは、後から考え直して追加するのではなく、中核の設計に完全に統合されるので、障害をもつユーザーの必要性にとってオープンソースは理想的です。

ちょっと長いのと、後半が変かな? という感じがしますね。
→ オープンソースソフトウェアでは、アクセシビリティは、後から考え直して追加されるのではなく、中核の設計に完全に統合させることができます。そのため、障害をもつユーザーの要求を満たすには、オープンソースソフトウェアは理想的です。



"Enter Open Source Software" の 3 段落目は難しい部分が多く、正しい訳になっているのか、どういう風に訳したらより適切なのか、うまく判断できません。手を貸してくださる方がいれば幸いです。


Quote:
その上社会的インフラの不可欠な部分に相当する、ソフトウェアによって公平さが実現されるあらゆる解決策は、当然無償であるべきです。

この段落はちょっと難しいですね。

  • ダッシュの後をどう繋げたらいいか?
  • "by all rights" をどう訳したらいいか?
  • "solution" は「ソリューション」と書いてしまっていいか?

こんな感じの代案を作ってみました。
→ その上、公平性を実現するあらゆるソフトウェア・ソリューションは、社会的インフラに不可欠なものとして、あらゆる権利の下に無償であるべきです。


Quote:
という事は、特別なサービスとハードウエアを作ったりそれが適切なプラットフォーム上で独自開発のソフトを作る際、補助テクノロジーのベンダーにとってなおも重要な役割が存在します。

この部分で難しいところは……

  • "on platforms where that is appropriate" と言われても、appropriate なプラットフォームが存在しないソフトウェアって?
  • "important role" の具体例が書かれていない
  • "adaptive technology" は「適応支援技術」「障害者支援技術」といった訳があるようだが、はっきり決まっていない

代案はこんな感じです。
→ ですから、適応支援技術のベンダーには、特別なサービスやソフトウェア、あるいは独自のソフトウェアをそれに合ったプラットフォームに合わせて作る上で、これから先も重要な役割があります。


Quote:
エンドユーザーは一まとまりの独自の問題を抱えており、かつオープンソースの世界では、高度にカスタム化された解決策を提供する事はそれ自体事業となり得ます。

この部分で難しいところは……

  • "unique set" をどう訳すか(あと、原文、"unique set of" が正しいのではと思います)
  • ", and in the open source world," で、カンマと and と、「適当に解釈してくれ」なものが並んでいる
  • "customized" "solutions" "business" はどれも日本語にしづらい

代案はこんな感じです。
→ エンドユーザそれぞれが異なる問題を抱えていますから、オープンソースの世界では、高度にカスタマイズされたソリューションはそれ自体ビジネスとなり得ます。



Quote:
現在 Linux 上の GUI は大抵アクセシビリティが可能でありません。Microsoft Windows は今もなおもっとはるかにアクセシビリティが可能です。

→ 現在、Linux 上の GUI のほとんどにはアクセシビリティがなく、この点は Microsoft Windows の方がずっと優れています。
かな? Windows の方がマシだ、というニュアンスがあるような気がするので、一文にしてみました。オープンソースソフトウェアに関するセクションですし。


Quote:
Gnome の ATK API のサポートと GOK (Gnome Onscreen Keyboard) および Gnopernicus (スクリーンリーダと拡大鏡)につてこれらのパッケージの多くで少し進展がありました。

→ これらのパッケージの多くでの Gnome の ATK API のサポート、および GOK (Gnome Onscreen Keyboard) と Gnopernicus (スクリーンリーダと拡大鏡) の開発については多少の進展がありました。
"the support" と "the development" が and ですね。



何をするべきだろう?

Quote:
潜在的「なるほど」

→ 潜在的な「ノウハウ」
かな? "gotchas" というのは、ハマりポイントを上手く回避するような、本当はそんなものはない方がいい、というようなノウハウのことらしいです。
http://sql-info.de/mysql/gotchas.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-9791599-5670700
日本語で言うなら「バッドノウハウ」が近いのでしょうけれど、バッドと言うほどでもないので「ノウハウ」でいいかな、と思います。あるいは、「gotchas(訳注: ノウハウ)」とする?


Quote:
アクセシビリティの XUL オーサリング手引き に一覧で提案されている実用的技術に従って下さい。

→ アクセシブルな XUL 記述ガイドライン で提案されている実用的技術に従って下さい。
Mozilla Japan に既に翻訳された文書がありますね。
あと、リンク先の文書のように「アクセシブル」という言葉を使っちゃってもいいかも、という気がしてきました。


Quote:
これらの手引きは可能性のあるたくさんのシナリオをカバーします。

→ このガイドラインは起こりうるたくさんのシナリオをカバーします。


Quote:
新しい制御を開発する時正しいキーボードのアクセシビリティを確保する

→ 新しい部品を開発する時に正しいキーボードのアクセシビリティを確実にする
かな? "ensure" "correct" "control" をどう訳すかですが……


他の開発者への機会
Quote:
参加出来る、価値のある興味深いたくさんのプロジェクトがあり、オープンソースのアクセシビリティが処理可能になる役に立ちます。

Quote:
There are many interesting and worthwhile projects be involved in, to help open source accessibility gain traction:

なんですが、"be involved in" と "to help" と "gain traction" がそれぞれどう係るのかが上手く読み取れません。
→ 多くの、興味深くやりがいのある、オープンソースのアクセシビリティに関係した、それを助けるプロジェクトがあり、どれも勢いを増しています。
という風にも読めますが、どうにも不自然です。


よろしくお願いします。
____________________
Yusuke SATO
s-tatsuo@msf.biglobe.ne.jp
Nobuyuki



登録日: 2004年11月 18日
記事: 204


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記事 件名: Re: アクセシビリティソフトウェア : 現在どこまで来ているか?     投稿時間: 2005年4月29日(金) 17:25 引用

Nobuyuki です。
佐藤さん、回答が遅くなってすいません。丹念に校正いただきありがとうございました。大変参考なります。
校正いただいた文章は、ほぼそのまま活用させていただきました。若干のコメントを下記に記します。

Quote:

Nobuyuki wrote:
これで結構と思いますが、その後の"Ideally, intelligent decisions are made"は、現在は不可能だが、(システム側もしくは、ソフトウエア側で)賢い決定がなされて、ユーザーが余計な情報にさらされなくとも良いと言っているように思えます。

そうすると、該当部分は
→システム側の賢い決定によって、ユーザは関係ないデータを読む必要がなくなるのが理想的です。
でしょうか。

Quote:
Whatever the user does, the software needs to respond with small, bite sized pieces of information that are as short and to the point as possible. Ideally, intelligent decisions are made by the software, so the user doesn't have to wade through as much non-relevant data.

前文に"the software" とあるので、太字のように補って、
→ユーザが何をするにしても、ソフトウェアは出来るだけ小さな、バイトサイズの情報で的確に応答することが求められます。理想を言えば、ソフトウエアの賢い決定によって、ユーザは極力関係ないデータを読まなくてもすむようになるのが望まれます。

という事ですが、訳しすぎでしょうか。

Quote:

Quote:
彼らは、スイッチを押し下げてリストを通してハイライトバーの移動を開始させます。そして、選択したい項目がハイライトされる時スイッチを解放します。

→ 彼らは、リスト中を移動するハイライトバーを、スイッチを押して移動させ、選択したい項目がハイライトされたときにスイッチを放します。
前半の文が日本語にしづらかったので、思いきって意訳してみました。

ほぼ完ぺきな訳ですが、原文は "begin moving..........and release"ですから
Quote:
They might press a switch down to begin moving a highlight bar through the list, and release the switch when the desired option is highlighted.

→ 彼らは、リスト中を移動するハイライトバーを、スイッチを押して移動を開始させ、選択したい項目がハイライトされたときにスイッチを放します。

Quote:

"Enter Open Source Software" の 3 段落目は難しい部分が多く、正しい訳になっているのか、どういう風に訳したらより適切なのか、うまく判断できません。手を貸してくださる方がいれば幸いです。


Quote:
その上社会的インフラの不可欠な部分に相当する、ソフトウェアによって公平さが実現されるあらゆる解決策は、当然無償であるべきです。

この段落はちょっと難しいですね。

  • ダッシュの後をどう繋げたらいいか?
  • "by all rights" をどう訳したらいいか?
  • "solution" は「ソリューション」と書いてしまっていいか?

こんな感じの代案を作ってみました。
→ その上、公平性を実現するあらゆるソフトウェア・ソリューションは、社会的インフラに不可欠なものとして、あらゆる権利の下に無償であるべきです。

この解釈が妥当であると思います。

Quote:

Quote:
という事は、特別なサービスとハードウエアを作ったりそれが適切なプラットフォーム上で独自開発のソフトを作る際、補助テクノロジーのベンダーにとってなおも重要な役割が存在します。

この部分で難しいところは……

  • "on platforms where that is appropriate" と言われても、appropriate なプラットフォームが存在しないソフトウェアって?
  • "important role" の具体例が書かれていない
  • "adaptive technology" は「適応支援技術」「障害者支援技術」といった訳があるようだが、はっきり決まっていない

代案はこんな感じです。
→ ですから、適応支援技術のベンダーには、特別なサービスやソフトウェア、あるいは独自のソフトウェアをそれに合ったプラットフォームに合わせて作る上で、これから先も重要な役割があります。

これも妥当な解釈と思います。

Quote:

Quote:
エンドユーザーは一まとまりの独自の問題を抱えており、かつオープンソースの世界では、高度にカスタム化された解決策を提供する事はそれ自体事業となり得ます。

この部分で難しいところは……

  • "unique set" をどう訳すか(あと、原文、"unique set of" が正しいのではと思います)
  • ", and in the open source world," で、カンマと and と、「適当に解釈してくれ」なものが並んでいる
  • "customized" "solutions" "business" はどれも日本語にしづらい

代案はこんな感じです。
→ エンドユーザそれぞれが異なる問題を抱えていますから、オープンソースの世界では、高度にカスタマイズされたソリューションはそれ自体ビジネスとなり得ます。

ここも代案に全面的に賛成です。


Quote:

Quote:
Gnome の ATK API のサポートと GOK (Gnome Onscreen Keyboard) および Gnopernicus (スクリーンリーダと拡大鏡)につてこれらのパッケージの多くで少し進展がありました。

→ これらのパッケージの多くでの Gnome の ATK API のサポート、および GOK (Gnome Onscreen Keyboard) と Gnopernicus (スクリーンリーダと拡大鏡) の開発については多少の進展がありました。
"the support" と "the development" が and ですね。

そうですね"the development" の訳が抜けてますね。

Quote:

何をするべきだろう?

Quote:
潜在的「なるほど」

→ 潜在的な「ノウハウ」
かな? "gotchas" というのは、ハマりポイントを上手く回避するような、本当はそんなものはない方がいい、というようなノウハウのことらしいです。
http://sql-info.de/mysql/gotchas.html
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-form/249-9791599-5670700
日本語で言うなら「バッドノウハウ」が近いのでしょうけれど、バッドと言うほどでもないので「ノウハウ」でいいかな、と思います。あるいは、「gotchas(訳注: ノウハウ)」とする?

なるほど!Google で検索する中に  "Tips and Gotchas" という例があるので、「ヒントと裏技」くらいでいいかも。単にノウハウというと「本当はそんなものはない方がいい」という語感が出ませんね。

Quote:

Quote:
アクセシビリティの XUL オーサリング手引き に一覧で提案されている実用的技術に従って下さい。

→ アクセシブルな XUL 記述ガイドライン で提案されている実用的技術に従って下さい。
Mozilla Japan に既に翻訳された文書がありますね。
あと、リンク先の文書のように「アクセシブル」という言葉を使っちゃってもいいかも、という気がしてきました。

リンク先のように、"accessible" の中に、アクセシビリティについて、accessible であると表現している例は、確かに見られます。日本語として「アクセシブルな」そこもまで含めてイいいかどうか、わかりませんがこれは定義の問題です。いままで、アクセシビリティに関する文書を訳す中では、意識的に「アクセシビリティの」と訳してきましたので(徹底していない部分もあるかも)ここはアクセシビリティのとしておきます。

Quote:

Quote:
新しい制御を開発する時正しいキーボードのアクセシビリティを確保する

→ 新しい部品を開発する時に正しいキーボードのアクセシビリティを確実にする
かな? "ensure" "correct" "control" をどう訳すかですが……

ここは、下にある
Quote:
Make sure that every new UI control that's developed provides the correct keyboard support
と同じことを言ってるのですね。"provide" とあるので、「確保する」と意訳しました。


Quote:

他の開発者への機会
Quote:
参加出来る、価値のある興味深いたくさんのプロジェクトがあり、オープンソースのアクセシビリティが処理可能になる役に立ちます。

Quote:
There are many interesting and worthwhile projects be involved in, to help open source accessibility gain traction:

なんですが、"be involved in" と "to help" と "gain traction" がそれぞれどう係るのかが上手く読み取れません。
→ 多くの、興味深くやりがいのある、オープンソースのアクセシビリティに関係した、それを助けるプロジェクトがあり、どれも勢いを増しています。
という風にも読めますが、どうにも不自然です。

"gain traction" を "gain transaction" と勘違いしました。(^^;
構文上は、"be involved in" と "to help"は、projects に係ると思います。従って、 open source accessibility が gain traction する事を  Projects が help するのでしょう。
→参加出来る、価値のある興味深いたくさんのプロジェクトがあり、オープンソースのアクセシビリティの普及向上に貢献しています。


<a href="http://www.geocities.jp/nobu586/openDraft/todayjpdraft.html"> →更新版</a>

以上。
Nobuyuki



登録日: 2004年11月 18日
記事: 204


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記事 件名: リンク訂正     投稿時間: 2005年4月29日(金) 17:40 引用

すいません更新版のリンク間違いました。

更新版
Yusuke SATO



登録日: 2005年3月 07日
記事: 76
所在地: 千葉県


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記事 件名: 題名: Re: アクセシビリティソフトウエアー : 現在どこまで来ているか?     投稿時間: 2005年4月30日(土) 04:21 引用

佐藤です。翻訳お疲れさまです。

長々と指摘した後で申し訳ないのですが、最後に一点だけ。

Quote:
Mozilla はカスタム制御がアクセシビリティが可能になるように状況を提供する最適な位置にあります。各カスタム制御用にただ……

「カスタム制御」は「カスタムコントロール」としてしまっていいのではないかと思います。参考: http://yougo.ascii24.com/gh/23/002326.html

更新版に一通り目を通してみましたが、他に不自然な感じがするところは見当たりませんでした。あとは他の方の指摘待ちですかね。

よろしくお願いします。
____________________
Yusuke SATO
s-tatsuo@msf.biglobe.ne.jp
Nobuyuki



登録日: 2004年11月 18日
記事: 204


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記事 件名: カスタムコントロール     投稿時間: 2005年4月30日(土) 11:51 引用

Nobuyuki です。
カスタム制御→カスタムコントロールへ変更しました。

→更新版[/quote]
以上
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