前のトピックを表示 :: 次のトピックを表示
著者
メッセージ
yh 登録日: 2004年12月 20日 記事: 95 所在地: JAPAN
yh 登録日: 2004年12月 20日 記事: 95 所在地: JAPAN
件名: 投稿時間: 2004年12月23日(木) 17:47
すみません、 BBCode が無効になっていました。
yh
kmine 登録日: 2004年3月 23日 記事: 142
件名: Re: [草稿公開] XUL 要素とスクリプトリファレンス (Quick Reference) 投稿時間: 2004年12月23日(木) 23:58
まだあまり見ていませんが・・・。
(1)進捗状況のリンク先は、
http://www.mozilla.gr.jp/jt/xul/progress.html
こっちにしてください。進捗状況は作業細則 (だっけ?) のほうのURLでなくて、こちらにすることにしています。
(2)Copyright は「1999 - 2004」にしましょう。2002 年だと古すぎ。
(3)「グリッド要素」
「columns」 : "column" と "columns" の役割が逆では?
「rows」「row」 : 「列」ではなくて「行」ですね。
「columns」「rows」 : 英文と同じように和文も対称的にしたほうがわかりやすいと思います。
-->columns 要素の子要素は column 要素です。
おなじく、「row」に「連続して」をいれたほうがいいかと思います。
yh 登録日: 2004年12月 20日 記事: 95 所在地: JAPAN
件名: Re: [草稿公開] XUL 要素とスクリプトリファレンス (Quick Reference) 投稿時間: 2004年12月24日(金) 08:34
kmine さん、早速のご指摘ありがとうございます。
修正しておきました。粗検お詫びします。
加えて、多少の推敲をしました。意味の解釈などについては前とほぼ同じですが、言葉の使い分けなどの様式はかなり手を加えました。付加した翻訳ノートでその辺りについて述べています。用語の訳などはチュートリアルなどで利用されているものと若干違う部分はあると思います。
例えば「子供」は「子要素」など:最終的にどの用語訳にするのか決まっているのかどうか定かでなかったので、ある程度、個人的な指向でそうしています。
yh
kmine 登録日: 2004年3月 23日 記事: 142
件名: Re: [草稿公開] XUL 要素とスクリプトリファレンス (Quick Reference) 投稿時間: 2004年12月29日(水) 23:42
yh さん長文ありがとうございます。
yh wrote: 加えて、多少の推敲をしました。意味の解釈などについては前とほぼ同じですが、言葉の使い分けなどの様式はかなり手を加えました。付加した翻訳ノートでその辺りについて述べています。用語の訳などはチュートリアルなどで利用されているものと若干違う部分はあると思います。
例えば「子供」は「子要素」など:最終的にどの用語訳にするのか決まっているのかどうか定かでなかったので、ある程度、個人的な指向でそうしています。
用語については、決定(推奨)とする一覧を作成していませんでした。http://wiki.fdiary.net/mozilla/ のほうで議論を進めていますので、この用語の訳はこれだ、こっちのほうがいい、とか、特殊な用語とかありましたら追加してもらえるとうれしいです。
まだ前半だけですが、校正というか感想。
もじら組 和訳プロジェクト
--> Mozilla Japan 翻訳部門
に今はなっています。作業細則のほうをバージョンアップしておきました。よろしくお願いします。
scrollbox
Quote: It is intended to be used when an application wants to be able to adjust the scroll position itself.
これはアプリケーションがスクロール位置を調整できるようにするためのものである。
「スクロールバーを表示しないことにより、アプリケーションがスクロール位置を調整し、ユーザは調整できない」ということを意味していると思われます (「スクロールバーを表示しない」ことの説明を述べているのでしょう)。ので、原文どおり
アプリケーションがスクロール位置を調整できるようにしたい場合に、この要素を使うことを意図しています。
のほうがわかりやすいかと思います。
arrowscrollbox
Quote: A box which provides scroll arrows along its edges
スクロールアロー(小さな矢印マーク)を自身の境界近くにもつボックス。
"edge" なので、「自身の両端にもつボックス」
tree
訳注は、「利用法の表は詳細リファレンス (ref_tree.html) を見てください」ぐらいにしてもよいかと。クイックリファレンスの説明は詳細リファレンスから抜粋したもののようですので。
tabbrowser
ここの "tabbox" は要素のことなので tabbox のままのほうがいい?
description
as a child of the description なので、「description 要素の子」中身でも同じだけどこのほうがどこに記述するかがはっきりするかなと。
menulist
ドロプダウン --> ドロップダウン
toolbox
Quote: a grippy is displayed on its left or upper edge
左上端につまみが表示される。
orient 属性が水平方向か垂直方向かでグリッピーがどこに表示されるか、ということなので、「左端または上端につまみが表示される。」でしょう。
あと、grippy は「つまみ」ではなくそのまま「グリッピー」としたほうがいいのでは。スクロールバーの thumb を「つまみ」と訳していますので同じでは判りにくくなるでしょう。(thumb も確か「サム」と訳していたかと思いますが違ったかもしれません。ここら辺は用語集できちんとしたほうがいいですね。notch もあるし。)
toolbarbutton
Quote: この要素は toolbarbutton 要素の代わりに利用される、ボタン以外の全ての項目のラッパーとして利用される。
なんかわかりにくいです。「この要素はボタン以外の全ての項目のラッパーとして利用される。ボタンについては、代わりに toolbarbutton 要素を使うべきである。」
toolbargrippy
「テーマを変更/修正するとき以外に利用すべきではない。」
--> 「テーマを変更/修正するとき以外には直接使用すべきではない。」
progressmeter
non-deterministic progressmeter は一つの語としてきちんと書いたほうがいいと思います。「更に、 mode 属性を設定することにより、非決定性プログレスメータにすることもできます。あらかじめ処理時間が予測できないときに使います。」
後半部分はまた後日。
yh 登録日: 2004年12月 20日 記事: 95 所在地: JAPAN
件名: Re: [草稿公開] XUL 要素とスクリプトリファレンス (Quick Reference) 投稿時間: 2004年12月30日(木) 10:05
kmine さん、こんにちは。校正ありがとうございます。
すでに修正を織り込んで、更新済みです。
はい、参加させていただきたいと思います。(上記ページ、実はどうやって投稿するのかいまいち操作法がわからないのですが、「新規作成」ボタンでいいのでしょうか?)
kmine wrote: * もじら組 和訳プロジェクト--> Mozilla Japan 翻訳部門
了解。この部分は他の和訳も近々更新しておきます。
kmine wrote: * scrollbox
「(中略)アプリケーションがスクロール位置を調整し、ユーザは調整できない」ということを意味していると思われますので、原文どおり(以下略)
そのような意図を持って、書いたつもりだったのですが、少し解り難い表現だったかも知れませんね。kmine さんの提案された表現とは違いますが、
Quote: 「これはアプリケーション自身 がスクロール位置を調整できるようにするためのものである」
としました。
kmine wrote: * arrowscrollbox
"edge" なので、「自身の両端にもつボックス」
* menulist
ドロプダウン --> ドロップダウン
ミスですね。修正しました。
kmine wrote: * tree
訳注は、「利用法の表は詳細リファレンス (ref_tree.html) を見てください」ぐらいにしてもよいかと。クイックリファレンスの説明は詳細リファレンスから抜粋したもののようですので。
実は詳細リファレンスも探したのですが、「ツリー利用法の表」らしきものってありましたか?
kmine wrote: * tabbrowser
ここの "tabbox" は要素のことなので tabbox のままのほうがいい?
実際の実装が厳密に tabbox 要素内の一連の browser 要素という形になっているかどうか定かでなかった(実装において多少の改造が加えられていることはままある)ので、あえて「タブボックス」と記述しています(一貫させるなら「browser 要素」も「ブラウザ」と記すべきか?)。まあ、ちょっと考え過ぎのような気もするので修正しておきました。
kmine wrote: * description
as a child of the description なので、「description 要素の子」。「中身」でも同じだけどこのほうがどこに記述するかがはっきりするかなと。
あまり変わらないかもしれませんが、「中身」を「内容(content)」に変えて「description 要素の内容」としました。XML 仕様の用語から考えて、この 'as a child' は 'as a content' と解釈すべきで、「子」とすべきではないように思います(「子要素」の意味にとられかねない)。
kmine wrote: * toolbox
Quote: a grippy is displayed on its left or upper edge
左上端につまみが表示される。
(中略)「左端または上端につまみが表示される。」でしょう。
あと、grippy は「つまみ」ではなくそのまま「グリッピー」としたほうがいいのでは。スクロールバーの thumb を「つまみ」と訳していますので同じでは判りにくくなるでしょう。(thumb も確か「サム」と訳していたかと思いますが違ったかもしれません。ここら辺は用語集できちんとしたほうがいいですね。notch もあるし。)
「左上端」: left or upper の or が読み飛ばされてますね。修正しました。
「つまみ」について:ここはちょっと悩ましい。利用者側からの視点による表現なので、「グリッピー」や「サム」といった耳慣れない単語をいきなり使うのはかなり抵抗があります。とりあえず、「つまみ(スクロールバーサム)」「つまみ(グリッピー)」等々と修正しました。
kmine wrote: * toolbarbutton
Quote: 「この要素は toolbarbutton 要素の代わりに利用される、ボタン以外の全ての項目のラッパーとして利用される。」
なんかわかりにくいです。(以下略)
なるほど、 toolbarbutton と「ボタン」とのつながりが読み取り難いかもしれませんね。後に続く文とのつながりもあるので少し変えましたが、修正案と大体似たような感じにしました。
kmine wrote: * toolbargrippy
「テーマを変更/修正するとき以外に利用すべきではない。」
--> 「テーマを変更/修正するとき以外には直接使用すべきではない。」
同意。
kmine wrote: * progressmeter
non-deterministic progressmeter は一つの語としてきちんと書いたほうがいいと思います。「更に、 mode 属性を設定することにより、非決定性プログレスメータにすることもできます。あらかじめ処理時間が予測できないときに使います。」
(非決定性プログレスメータ … これってメータと言えるんだろうか?という突っ込みはさておき、)
私が疑問に思うのは、non-deterministic progressmeter を成句として扱う必然性がどこにあるのだろうか?ということです。例えば通常の progressmeter とは別物のウィジェットとして扱う必要があれば、一つの成句として扱うのもわかりますが、これは属性の設定が異なるだけであり、たまたま英語表現上このような書かれ方がされているだけのようにも思います。頻出するので短い表現が必要となるなら「不定表示のプログレスメータ」とでも書けます。
また、処理時間が不定であることもプログレスメータの情報表現の一部であると考えれば、成句として扱わない方が却って良いようにも思います。
以上の通りです。いかがでしょう?
kmine 登録日: 2004年3月 23日 記事: 142
件名: Re: [草稿公開] XUL 要素とスクリプトリファレンス (Quick Reference) 投稿時間: 2005年1月14日(金) 03:04
少し間があいてしまいましたが、こんにちは yh さん。後半の校正です。
その前に
yh wrote:
はい、参加させていただきたいと思います。(上記ページ、実はどうやって投稿するのかいまいち操作法がわからないのですが、「新規作成」ボタンでいいのでしょうか?)
「追加フォーラム」か「編集フォーラム」で上の「編集」ボタンを押して、内容を付け加えていくのでいいのではないかと。
yh wrote:
kmine wrote: * tree
訳注は、「利用法の表は詳細リファレンス (ref_tree.html) を見てください」ぐらいにしてもよいかと。クイックリファレンスの説明は詳細リファレンスから抜粋したもののようですので。
実は詳細リファレンスも探したのですが、「ツリー利用法の表」らしきものってありましたか?
http://xulplanet.com/references/elemref/ref_tree.html
にある表のことですね。4 つのツリー対象が述べられています。
yh wrote:
kmine wrote: * toolbox
Quote: a grippy is displayed on its left or upper edge
左上端につまみが表示される。
(中略)「左端または上端につまみが表示される。」でしょう。
あと、grippy は「つまみ」ではなくそのまま「グリッピー」としたほうがいいのでは。スクロールバーの thumb を「つまみ」と訳していますので同じでは判りにくくなるでしょう。(thumb も確か「サム」と訳していたかと思いますが違ったかもしれません。ここら辺は用語集できちんとしたほうがいいですね。notch もあるし。)
「左上端」: left or upper の or が読み飛ばされてますね。修正しました。
「つまみ」について:ここはちょっと悩ましい。利用者側からの視点による表現なので、「グリッピー」や「サム」といった耳慣れない単語をいきなり使うのはかなり抵抗があります。とりあえず、「つまみ(スクロールバーサム)」「つまみ(グリッピー)」等々と修正しました。
わかりました。ただXULを使う開発者が参照するものなので、「グリッピー」や「サム」のほうが脳内変換で(英語に置き換えて)参照しやすいのではないかな、と思っただけです。
yh wrote:
kmine wrote: * progressmeter
non-deterministic progressmeter は一つの語としてきちんと書いたほうがいいと思います。「更に、 mode 属性を設定することにより、非決定性プログレスメータにすることもできます。あらかじめ処理時間が予測できないときに使います。」
(非決定性プログレスメータ … これってメータと言えるんだろうか?という突っ込みはさておき、)
私が疑問に思うのは、non-deterministic progressmeter を成句として扱う必然性がどこにあるのだろうか?ということです。例えば通常の progressmeter とは別物のウィジェットとして扱う必要があれば、一つの成句として扱うのもわかりますが、これは属性の設定が異なるだけであり、たまたま英語表現上このような書かれ方がされているだけのようにも思います。頻出するので短い表現が必要となるなら「不定表示のプログレスメータ」とでも書けます。
また、処理時間が不定であることもプログレスメータの情報表現の一部であると考えれば、成句として扱わない方が却って良いようにも思います。
頻出はしていませんが。プログレスメータは deterministic と non-deterministic に分けられ、後者は処理の状態のみをあらわすのに対し前者は処理の段階を表しているという、機能目的的に別のものを一つにしているのではないかと思っているのですが、yh さんの言うことにも納得です。なので訳はそのままでOKです。
では、後半について。
(1)binding
Like the triple element in syntax,
「syntax 要素」というのはありません。「構文の triple 要素と同様」
(2)action
Within the action, attributes are parsed for resource and variable references.
「生成処理においては、 リソースと変数の参照 における属性が走査解析される。」
-->
「action 内では、リソースや変数を参照するために属性が解析される。」
(3)triple
It is used check for an assertion within a graph.
「結びつきの割り当てチェックに利用される。」
「結びつき」の後に「(グラフ的)」あたりがほしいかも。
(4)wizard
This element provides the header and buttons along the bottom
「この要素は下端に見出しとボタンを用意し」
-->
「この要素は見出しと下部のボタンを用意し」
(5)window
It is the root node of a XUL document.
なので、「XUL 文書のルートノードではない。」では逆です。
(6)page
it should be used for XUL files
「XUL ファイルで利用する必要がある」
-->
「XUL ファイルで利用するものである」
(7)XBL 要素
関係は、私の草稿(http://www.os.rim.or.jp/~kmine/mozilla/xultu/elemref/index.html)を参照してください(あるいはその逆か)。quickreference は要素の詳細説明の最初のところを集めてきたもののようですので。
(8)content
"anonymous content" は「無名内容」とチュートリアルでは訳しています。
(9)File
the functions of the File object only assign an operation to be performed once the installation has begun.
-->
「File オブジェクトの関数は、インストール開始後にその処理が行われるよう割り当てるだけである。」
かなぁ。Install の関数はキューに入れて順番に実行されるようにしている、と説明にあるので。
(10)rdf:bookmarks
bookmark は「しおり」よりは「ブックマーク」とそのままにしたほうがいいと思います。Firefox 日本語版のメニューでは「ブックマーク」と表示されていますので。
(11)rdf:window-mediator
ここの「template」は template 要素だけでなく、template 要素を使った XUL の「テンプレート」のことでしょう。
以上です。
yh 登録日: 2004年12月 20日 記事: 95 所在地: JAPAN
件名: Re: [草稿公開] XUL 要素とスクリプトリファレンス (Quick Reference) 投稿時間: 2005年1月14日(金) 08:54
kmine さん、こんにちは。校正どうもありがとうございます。
修正はすでにweb上に反映されています。
Quote: 「追加フォーラム」か「編集フォーラム」で上の「編集」ボタンを押して、内容を付け加えていくのでいいのではないかと。
あ、なるほど、ようやく掴めてきました。
Quote: http://xulplanet.com/references/elemref/ref_tree.html
にある表のことですね。4 つのツリー対象が述べられています。
あちゃっ、全くどこを見ていたんだか? 早速修正しておきました。
Quote: (1)binding
Like the triple element in syntax,
「構文の triple 要素と同様」
確かに、 syntax 要素は変ですね。どうも「構文(syntax)」がどういう意図で記述されたものか量りかねていましたが、これはつまり「triple element」が「要素の三つ組み」と誤解されないようにするために追記されたものと思われます。和訳ではそのようなおそれがないので、単に「triple 要素と同様」としました。
children, handler 要素における「 bound 要素」は「バインディングが与えられている要素」の誤りですね。
その他
同意。
大体ご指摘どうりに修正しました。まったくのケアレスミスもありましたね。特に (5) はひどかった:root が not に見えてしまったようです。感謝。
yh 登録日: 2004年12月 20日 記事: 95 所在地: JAPAN
件名: [改訂] XUL 要素とスクリプトリファレンス(クイックリファレンス) 投稿時間: 2005年4月05日(火) 22:19
和訳内容を原文に合わせて更新しました。
原文の更新内容:主に属性/プロパティとメソッドの列挙がおかしかった部分が修正されています。
併せて、和訳も手直ししました。特にテンプレート関連。
以前の版から修正した部分はHTMLソース内にコメントをつけてあります。