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Nobuyuki 登録日: 2004年11月 18日 記事: 204
件名: [草稿] SeaMonkey 1.0 Alpha 投稿時間: 2005年10月16日(日) 00:07
Nobuyuki です。
草稿を公開しますので、よろしくお願いします。
SeaMonkey Project > News とあるので、トピック性を確保するために、早めに公開したほうがよいと思いました。
和文を英文と対照させる形でレイアウトしました。用語の整合性で少し問題があるかも知れませんので、ご指摘いただければありがたいです。なお、訳題は、英語表現をそのままにしてあります。
以上
濱崎 登録日: 2004年1月 27日 記事: 296 所在地: 静岡県
件名: Alpha が抜けてる 投稿時間: 2005年10月17日(月) 18:28
冒頭を少し読ませてもらいました。
Quote: SeaMonkey 協議会はここに喜んで、SeaMonkey 1.0 の初回リリースを
SeaMonkey 1.0 の初回リリースではなく、SeaMonkey 協議会 にとっての初めてのリリースですね。
なので、Alpha は省略しない方が良いでしょう。続く文でも。
また、Firefox が Fierfox になっているところがありました。
Nobuyuki 登録日: 2004年11月 18日 記事: 204
件名: Re: Alpha が抜けてる 投稿時間: 2005年10月17日(月) 23:20
Nobuyuki です。
濱崎さん。コメントどうもありがとうございました。
ご指摘の点は、以下のように訂正しました。
濱崎 wrote: 冒頭を少し読ませてもらいました。
Quote: SeaMonkey 協議会はここに喜んで、SeaMonkey 1.0 の初回リリースを
SeaMonkey 1.0 の初回リリースではなく、SeaMonkey 協議会 にとっての初めてのリリースですね。
なので、Alpha は省略しない方が良いでしょう。続く文でも。
また、Firefox が Fierfox になっているところがありました。
→SeaMonkey 協議会はここに喜んで、協議会としての初回リリースである SeaMonkey 1.0 Alpha をご案内いたします
→Firefox
山口 登録日: 2003年5月 23日 記事: 2920
件名: どうも。 投稿時間: 2005年10月19日(水) 18:50
こんにちは、Nobuyuki さん。お帰りなさい。
草稿を拝見しました。濱崎さんとかぶっている点もありますが、ご了承ください。
Quote: The SeaMonkey Council is pleased to announce its first release, SeaMonkey 1.0 Alpha.
SeaMonkey 協議会はここに喜んで、SeaMonkey 1.0 の初回リリースをご案内いたします。
※ 「The SeaMonkey Council」や「Mozilla Foundation」はそのまま英語の表記でよいように思います。
あと、「is pleased to do」ですが、敢えて訳さないほうが、自然な日本語になるような気がします。「~できることを喜ばしく思います」とかしてもよいかもしれませんが、そうすると他の部分までかなり気を遣うことになるので、できるだけシンプルな表現に徹したほうがよいと思いました。
もう一点。「SeaMonkey 1.0 の初回リリース」とすると「SeaMonkey 1.0 の正式版」と誤解されかねないので、ここは表現を変えたほうがよいと思います。「its first release」の「its」は「the SeaMonkey Council」のことだと思います。
→ SeaMonkey Council はプロジェクト初のリリース、SeaMonkey 1.0 Alpha の公開しました。
※ 細かなことですが、英文では「Firefox 1.5 Beta 1」とあるように、全て大文字で始まっています。ということは、ここは固有名詞として扱って、特段「Beta」を「ベータ」と置き換える必要もないように思います。
※ これは、日本語の表現の問題ですが、「言う」という漢字をあててしまうと「動作」になってしまうので、ちょっと違うかな、という気がします。ここは「テスト用限定のリリースとはいえ、」が良いかと。
※ これは「SeaMonkey 1.0 Alpha」と統一して「SeaMonkey 1.0 Beta」とした方が対応関係がわかりやすくてよいかも。
Quote: While current experimental "nightly" builds of the SeaMonkey application ...
... リリースが比較的素朴なロゴを使用している一方で、...
※ ここの「while」ですが、「~ですが」くらいの簡単な断り書きのように位置づけて表現した方が、しっくりくるような気がします。「~の一方で」とくると「じゃぁ、対になるもう一方は?」ということを読者に考えさせかねないので。
Quote: SeaMonkey Project Continues Internet Suite
SeaMonkey プロジェクトはインターネットパッケージを継続する
※ タイトルを訳すのはいつも難しい作業ですが、体言止めが格好よいのではないかと思います(ま、個人的な好みの問題ではあると思いますが)。
→ SeaMonkey プロジェクトがインターネットパッケージを継承
Quote: This group now is proud to announce its existence and its new project name, "SeaMonkey".
このグループが、自分たちの存在と"SeaMonkey" という新しいプロジェクト名を今、誇らしく宣言しています。
※ 訳し辛いですね。ここは、お好みで意訳しても良いと思いました。
→ 新しいプロジェクトの設立と、新しいプロジェクト名 "SeaMonkey" の採用をここに宣言します。
Quote: The group is planning to deliver an Alpha version of its first release, SeaMonkey 1.0, within the next few weeks.
グループは、数週間の内に、Alpha 版の初回リリースである SeaMonkey 1.0 を出荷する計画です。
※ 上で濱崎さんが指摘しているポイントと同じですが、この段階でリリースされるのは 1.0 に向けてのアルファ版ですね。
→ グループは、数週間の内に、初回リリースである SeaMonkey 1.0 の Alpha 版を出荷する計画です。
Quote: the project leading team
プロジェクトの指導的チーム
※ ここはちょっと硬い感じがしますね。「プロジェクトをリードするチーム」とか「プロジェクトを牽引するチーム」とか? あまり変わらないかな・・・
以上です。ご参考になれば幸いです。
Nobuyuki 登録日: 2004年11月 18日 記事: 204
件名: Re: どうも。 投稿時間: 2005年10月20日(木) 22:54
Nobuyuki です。
山口さんどうも、ご無沙汰しておりました。
山口 wrote: こんにちは、Nobuyuki さん。お帰りなさい。
また、ぼちぼち翻訳を再開したく思いまうすが、それと合わせて、とりあえず草稿を公開したままになっているのも、見直して一たん完成稿にあげようかと思います。
Quote:
草稿を拝見しました。濱崎さんとかぶっている点もありますが、ご了承ください。
Quote: The SeaMonkey Council is pleased to announce its first release, SeaMonkey 1.0 Alpha.
SeaMonkey 協議会はここに喜んで、SeaMonkey 1.0 の初回リリースをご案内いたします。
※ 「The SeaMonkey Council」や「Mozilla Foundation」はそのまま英語の表記でよいように思います。
そうですね、Council は英和辞典では、協議会、評議会、委員会など様々に訳語があり、この場合定訳が定まっていないのでしょうね。Mozilla 財団はどこかで、読んだ気がしたので、あえて使いましたが。
Quote:
あと、「is pleased to do」ですが、敢えて訳さないほうが、自然な日本語になるような気がします。「~できることを喜ばしく思います」とかしてもよいかもしれませんが、そうすると他の部分までかなり気を遣うことになるので、できるだけシンプルな表現に徹したほうがよいと思いました。
もう一点。「SeaMonkey 1.0 の初回リリース」とすると「SeaMonkey 1.0 の正式版」と誤解されかねないので、ここは表現を変えたほうがよいと思います。「its first release」の「its」は「the SeaMonkey Council」のことだと思います。
→ SeaMonkey Council はプロジェクト初のリリース、SeaMonkey 1.0 Alpha の公開しました。
its は 題字の SeaMonkey 1.0 Alpha と思いましたが、直後に", SeaMonkey 1.0 Alpha"とあるので、SeaMonkey Council を指す以外にないのですね。ご提案いただいた訳を遣わせていただきます。
Quote:
※ 細かなことですが、英文では「Firefox 1.5 Beta 1」とあるように、全て大文字で始まっています。ということは、ここは固有名詞として扱って、特段「Beta」を「ベータ」と置き換える必要もないように思います。
これも了解しました。 Quote:
※ これは、日本語の表現の問題ですが、「言う」という漢字をあててしまうと「動作」になってしまうので、ちょっと違うかな、という気がします。ここは「テスト用限定のリリースとはいえ、」が良いかと。
承知しました。 Quote:
※ これは「SeaMonkey 1.0 Alpha」と統一して「SeaMonkey 1.0 Beta」とした方が対応関係がわかりやすくてよいかも。
ご提案のとおり、そのままにしておきます。
Quote: While current experimental "nightly" builds of the SeaMonkey application ...
... リリースが比較的素朴なロゴを使用している一方で、...
※ ここの「while」ですが、「~ですが」くらいの簡単な断り書きのように位置づけて表現した方が、しっくりくるような気がします。「~の一方で」とくると「じゃぁ、対になるもう一方は?」ということを読者に考えさせかねないので。
そうですね、際立って対照させる文意ではないようですね。
Quote: SeaMonkey Project Continues Internet Suite
SeaMonkey プロジェクトはインターネットパッケージを継続する
Quote:
※ タイトルを訳すのはいつも難しい作業ですが、体言止めが格好よいのではないかと思います(ま、個人的な好みの問題ではあると思いますが)。
→ SeaMonkey プロジェクトがインターネットパッケージを継承
体言止のほうが、タイトルらしい感じがしますね。
Quote:
Quote: This group now is proud to announce its existence and its new project name, "SeaMonkey".
このグループが、自分たちの存在と"SeaMonkey" という新しいプロジェクト名を今、誇らしく宣言しています。
※ 訳し辛いですね。ここは、お好みで意訳しても良いと思いました。
→ 新しいプロジェクトの設立と、新しいプロジェクト名 "SeaMonkey" の採用をここに宣言します。
ここは、過去の経過と現在のこう宣言している状況をつなげるために、補ってこうしたらどうでしょうか
→ 新しいプロジェクトの設立と、新しいプロジェクト名 "SeaMonkey" の採用をここに宣言するのは、このグループすなわち SeaMonkey Council です。
Quote: The group is planning to deliver an Alpha version of its first release, SeaMonkey 1.0, within the next few weeks.
グループは、数週間の内に、Alpha 版の初回リリースである SeaMonkey 1.0 を出荷する計画です。
Quote:
※ 上で濱崎さんが指摘しているポイントと同じですが、この段階でリリースされるのは 1.0 に向けてのアルファ版ですね。
→ グループは、数週間の内に、初回リリースである SeaMonkey 1.0 の Alpha 版を出荷する計画です。
了解しました。
Quote:
Quote: the project leading team
プロジェクトの指導的チーム
※ ここはちょっと硬い感じがしますね。「プロジェクトをリードするチーム」とか「プロジェクトを牽引するチーム」とか? あまり変わらないかな・・・
「プロジェクトをリードするチーム」がいいようですね。
ありがとうございました。 だいぶ分かりやすくなった ように思います。
以上
濱崎 登録日: 2004年1月 27日 記事: 296 所在地: 静岡県
件名: long-lived の訳 投稿時間: 2005年10月24日(月) 14:55
long-lived を永続的なと訳している箇所が 2 つあります。
ちょっと違和感を覚えたので、改善案を書きます。
Quote: "transition plan" for the long-lived Mozilla-branded application suite,
永続的な Mozilla ブランドのアプリケーションパッケージへの"移行プラン"
Mozilla としてそれまで長く知られてきたアプリケーションの"移行プラン"
Quote: the long-lived internal code name still suited the project best.
永続的な内部コード名がやはりプロジェクトに一番よく適合する
やはり、長く使われてきた内部コード名がプロジェクトに一番ふさわしい
Nobuyuki 登録日: 2004年11月 18日 記事: 204
件名: Re: long-lived の訳 投稿時間: 2005年10月24日(月) 22:48
Nobuyuki です。
濱崎さん、重ねてご指摘に感謝します。
濱崎 wrote: long-lived を永続的なと訳している箇所が 2 つあります。
ちょっと違和感を覚えたので、改善案を書きます。
Quote: "transition plan" for the long-lived Mozilla-branded application suite,
永続的な Mozilla ブランドのアプリケーションパッケージへの"移行プラン"
Mozilla としてそれまで長く知られてきたアプリケーションの"移行プラン"
"永続的な"は、かなり抽象的でわかりにくいようです。ご提案いただきました訳を使わせていただきます。
また、"アプリケーションパッケージへの 移行プラン"ではなく"アプリケーションパッケージのための 移行プラン"ということですね。 Quote:
Quote: the long-lived internal code name still suited the project best.
永続的な内部コード名がやはりプロジェクトに一番よく適合する
やはり、長く使われてきた内部コード名がプロジェクトに一番ふさわしい
これも、同様ですね。草稿 に反映しました。
以上
濱崎 登録日: 2004年1月 27日 記事: 296 所在地: 静岡県
件名: 脱字 投稿時間: 2005年10月25日(火) 00:29
反映ありがとうございました。
Quote: けっして簡単に決定されたわけではありませが、
が、 の前に、ん が抜けてます。2番目の long-lived のすぐ後です。
Nobuyuki 登録日: 2004年11月 18日 記事: 204
件名: Re: 脱字 投稿時間: 2005年10月25日(火) 23:02
Nobuyuki です。
濱崎さん、再度ご指摘ありがとうございました。
濱崎 wrote:
Quote: けっして簡単に決定されたわけではありませが、
が、 の前に、ん が抜けてます。2番目の long-lived のすぐ後です。
いっそうのこと、節全体を次のように見直ししました。
Quote: SeaMonkey の名称 は、有志の提案による名前候補の長いリストの中から、考慮を重ねて、プロジェクトをリードするグループ(通称 "SeaMonkey Council")によって採用されました。やはり、長く使われてきた内部コード名がプロジェクトに一番ふさわしいとされました。大いに迷った末の決定でした が、ある種の説得性を備えています。というのは、パッケージは開発者有志の中で、すでに SeaMonkey として知られていましたので。Council は、 Mozilla Foundation の支援を得て、名称 を商標化することを進めています。
より自然な日本語 になったでしょうか。
濱崎 登録日: 2004年1月 27日 記事: 296 所在地: 静岡県
件名: より自然な日本語に ということであれば、一点 投稿時間: 2005年10月26日(水) 19:59
修正案、いいと思います。最後の部分で一点だけ。
Quote: 名称を商標化することを進めています。
名称を商標化するための手続きを進めています。
など、少し言葉を補った方が日本語としては自然です。
Nobuyuki 登録日: 2004年11月 18日 記事: 204
件名: Re: より自然な日本語に ということであれば、一点 投稿時間: 2005年10月26日(水) 23:02
Nobuyuki です。
濱崎 wrote:
Quote: 名称を商標化することを進めています。
名称を商標化するための手続きを進めています。
など、少し言葉を補った方が日本語としては自然です。
日本語としてより自然tと思います。蛇足ですが、原文は
Quote: The council is working on having this name trademarked with the help of the Mozilla Foundation
となっており、have + 目的語 + 過去分詞 で "~を~される(してもらう)"の意味です。この場合、
Quote: この名称を商標化してもらう(される)ことに取り組んでいる(work on)ところです。
というのが、直訳の意味です。
良い訳 になりました。
濱崎 登録日: 2004年1月 27日 記事: 296 所在地: 静岡県
件名: Re: より自然な日本語に ということであれば、一点 投稿時間: 2005年11月02日(水) 17:37
Nobuyuki wrote: have + 目的語 + 過去分詞 で "~を~される(してもらう)"の意味です。
確かに、修正前のこの文は原文が想像できるような訳でしたね。
直訳調にするか、日本語として自然にするか、は
文章内で統一しておいたほうがいいでしょう。
いくつか例外はありますが、
定訳が定まっていないために、原文が想像できた方がいい箇所を引用している場合
など、それほど多くないと思います。
私からは他に指摘したい箇所はありません。
Nobuyuki 登録日: 2004年11月 18日 記事: 204
件名: Re: より自然な日本語に ということであれば、一点 投稿時間: 2005年11月04日(金) 00:23
Nobuyuki です。こんばんわ。
濱崎 wrote:
直訳調にするか、日本語として自然にするか、は
文章内で統一しておいたほうがいいでしょう。
いくつか例外はありますが、
定訳が定まっていないために、原文が想像できた方がいい箇所を引用している場合
など、それほど多くないと思います。
基本は、和訳ですから意味を取り違いない限りは、日本語のわかりやすさ、自然さに重きを置いて和訳するほうが良いと思います。定訳が定まっていない場合は、カッコつきで原文をのせるのも手ですね。とくに技術文書はそういう方法が必要な箇所も時々あります。
Quote:
私からは他に指摘したい箇所はありません。
ありがとうございました。できるだけ、速やかに完成原稿にもっていきます。
Yusuke SATO 登録日: 2005年3月 07日 記事: 76 所在地: 千葉県
池田 登録日: 2003年5月 22日 記事: 408 所在地: 東京
件名: Re: ロックしてください 投稿時間: 2006年4月24日(月) 23:12
佐藤さん、池田です。ご指摘ありがとうございます。
ロックします。
更新の方もよろしくお願いします。 ____________________ Mozilla Japan 翻訳部門 和訳アドバイザー