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Tayu 登録日: 2003年8月 05日 記事: 117 所在地: 千葉県
件名: [草稿] A Brief Guide to Mozilla Preferences 投稿時間: 2005年1月09日(日) 09:10
草稿を公開します。よろしくお願いします。
一番訳しにくかったところは、「環境設定の保存」の項目の"drop"という単語でした。
とりあえず「取り落とす」としてみましたが、一致する部分の設定を飛ばすのか外すのか、
付け加える方なのか分かりませんでした。何らかのご指摘などいただければ幸いです。
山口 登録日: 2003年5月 23日 記事: 2920
件名: Re: [草稿] A Brief Guide to Mozilla Preferences 投稿時間: 2005年1月09日(日) 19:57
こんにちは、Tayu さん。草稿をどうもありがとうございました。
拝見していくつかメモを書き出しました。いつものことなのですが、僕のコメントは多分に個人的な趣味が強く、一部技術的に未熟なコメントもあります。適当に取捨選択をお願いします。m(__)m
Quote: Preference changes via user interface usually take effect immediately, and are automatically saved to prefs.js in the user profile, remaining persistent between application sessions.
環境設定は、ユーザ・インターフェイスによって変えられて、直ちにその効果を発揮します。そしてユーザ・プロファイルの prefs.js へ自動的に保存されますが、アプリケーションのセッション中はそのままの値を持続します。
※ ここの文の骨子は「... changes ... take effect ..., and are ... saved ..., remaining persistent ... between sessions」という感じでしょうか。和訳をすると、「変更は有効になり、保存されます。そして[それら変更は]セッションを越えて有効になります。」という感じでしょうか。Tayu さんは「between sessions」を「セッション中」としていますが、これは残念ながら誤訳です。prefs.js に設定値を保存することでセッション終了後も設定値を保つことができます。つまり「between sessions」とは「(複数の)セッションをまたいで」有効な設定値を保持することができる、ということだと思います。そういった点を念頭に入れて訳してみると・・・
→ ユーザ・インタフェースでの設定変更は通常即座に反映され、ユーザ・プロファイルの prefs.js に自動的に保存され、複数のセッションにわたって設定を保つことができます。
※ 上の僕の訳だと「・・・され、・・・され」となるのが不満ですね。なかなか良い案が浮かびません・・・
Quote: 環境設定ファイルは簡潔な JavaScript ファイルで、 pref() と、 user_pref() と、そしてまた lock_pref() という3つのメソッドを 呼び出します。
※ 「そしてまた」は「そして」くらいが良いかも。あと全角の数字は避けてください。
→ 環境設定ファイルは簡潔な JavaScript ファイルで、 pref() と、 user_pref() と、そして lock_pref() という 3 つのメソッドを 呼び出します。
Quote: All preferences files may call pref() and user_pref() , while the config file in addition may call lock_pref() .
全ての環境設定ファイルが pref() と user_pref() を呼び出すことがあるかもしれない一方、設定ファイルはさらに lock_pref() を呼び出すかもしれません。
※ 「may」の訳し方が難しいのですが、ここは「[後に等位接続詞 but などを従えて] …かもしれない(が), …といってもいい(が)」(研究社「新英和・和英中辞典」)という意味になると思います。あと、「preferences files」と「config files」は日本語にすると区別が難しくなってしまうので、適宜原文を示しておいた方が親切かもしれません。
→ 全ての環境設定ファイル (preferences files) は pref() と user_pref() を呼び出すことができますが、設定ファイル (config files) はさらに lock_pref() を呼び出すことができます。
Quote: In the defaults/pref/ directory of the application install directory are default preferences files with .js file extension.
defaults/pref/ アプリケーションをインストールしたディレクトリの中に .js ファイル拡張子のついたデフォルト環境設定ファイル があります。
※ 主語の部分の和訳が難しいですね。ここは「In the ... directory ... are ... files ...」と倒置的な文章になっています。あとは「In the defaults/pref/ directory of the application install directory」をどうやって訳すかですね。ここは、「In the [defaults/pref/] directory [of the application install directory]」という修飾関係になると思います。
→ アプリケーションをインストールしたディレクトリの defaults/pref/ ディレクトリの中に、.js ファイル拡張子のついたデフォルト環境設定ファイルがあります。
Quote: prefs.js is automatically generated by the application and should not be edited manually, whereas user.js is an optional file the user can create to override preferences initialized by other preferences files.
prefs.js はアプリケーションが自動的に生成し、手動で 編集するわけにはかないませんが、 user.js はユーザーが 作成可能なオプションファイルであり、他の環境設定ファイルによって初期化された 環境設定を上書きできます。
※ この文の最初は、原文のように受身形で訳すと自然な流れになるのではないかと思います。
→ prefs.js はアプリケーションによって自動的に生成され、手動では編集できませんが、user.js はオプションファイルで、ユーザはこのファイルを作成して他の環境設定ファイルで初期化された設定を上書きできます。
Quote: ... for example, user.js takes precedence over prefs.js .
... たとえば、 user.js は prefs.js より先に来ます。
※ 「take precedence」は「優先される」くらいに訳せると思います。
→ たとえば、user.js は prefs.js より優先されます。
Quote: Note the application never changes user.js, so on launch user.js overrides conflicting preferences from the previous application session.
アプリケーションは user.js を一切変更しないことに留意してください。そのため、 user.js を立ち上げる時には競合する環境設定を前回のアプリケーション・セッションから上書きします。
※ 「, so ...」以降の文章ですが、修飾・被修飾の関係がうまく訳せていないような気がします。
→ 略)そのため、user.js を立ち上げると、前回のアプリケーション・セッションからの競合する環境設定が上書きされることになります。
※ でも、上の訳が事実とあっているのか自信がありません。もし間違っていたらゴメンなさい(汗
Quote: When saving each preference, the application compares its value against the default loaded from default pref files and drop the preference from prefs.js if they match.
それぞれの環境設定を保存するときに、アプリケーションはその値をデフォルト環境設定 から読み込んだデフォルトの値と比較して、一致する環境設定があれば prefs.js から取り落とします。
※ これが Tayu さんの仰っているポイントですね。一読した限りでは良くわかりませんね。HELP WANTED! 救援を待つ間、少し頑張って訳してみます。
→ 各環境設定を保存するとき、アプリケーションはその値を、デフォルトの環境設定ファイルから読み込んだデフォルト値と比較して、両者が一致した場合は prefs.js から環境設定を引き継ぎます。
※ 事実と照らし合わせてあっているでしょうか?
Quote: If you want to change certain default preference values manually for a given profile, you should do so by creating user.js in your profile directory.
ある環境設定ファイルの値を特定のプロファイルにそって変えたい場合は、 user.js をプロファイル・ディレクトリに作成するようにすればよいでしょう。
※ 「for a give profile」の訳が少し違うかな・・・ あと「should」を「~しなければなりません」とするかどうか迷うところですが、ここでは「~してください」としてみます。
→ あるプロファイルに対する特定の環境設定の値を変えたい場合は、該当プロファイルのディレクトリに user.js を作成して変更をおこなってください。
Quote: 前に述べられているように、 user.js にセットされている全ての値は前回のセッションからの変更に関わりなくプログラムの立ち上げ時に効果を現します。
※ ぱっと一見して理解できるように、句点を入れても良いかもしれないと思いました。
→ 前に述べられているように、 user.js にセットされている全ての値は、前回のセッションからの変更に関わりなく、プログラムの立ち上げ時に効果を現します。
Quote: // no newsgroup abbreviation
※ ここはコメントの部分なので、日本語にすることができます。しなくちゃいけないわけでもありませんが、一応。
→ // ニュースグループ名を簡略化しない
Quote: // use Google instead of Netscape for search
※ こちらもついでに。
→ // 検索時に Netscape ではなく Google を使う
Quote: user.js が効果を現すには、まずアプリケーションを再起動しなければなりません。
※ 問題ないのですが、もう一歩踏み込んだ表現にしても良いかもしれません。
→ user.js の設定を有効にするには、(略
Quote: そのため user.js によってセットされた値ほど長くは持続しません。
※ これはどういう意味でしょうね? prefs.js の値は user.js によって上書きされるから長続きしない、ということなのでしょうか? もしそうだとしたら、ちょっと注を入れたほうが良いかもしれないと思いました。一読したとき「?」と思ってしまいましたので。
Quote: prefs.js を直接編集しないでください。自分が何をやっているのか分かっているのでない限り、というのもそのファイルにはさまざまな編集上の制約があり、複雑なふるまいをするからです。
※ 「というのも」のところで分割すると良いのではないかと思います。
→ 自分が何をやっているのか分かっているのでない限り、prefs.js を直接編集しないでください。というのもそのファイルにはさまざまな編集上の制約があり、複雑なふるまいをするからです。
Quote: システム管理者はデフォルト環境設定を次の2種類の方法で修正することができます:
※ 全角数字は使わないようにしてくださいね。
→ システム管理者はデフォルト環境設定を次の二種類の方法で修正することができます:
Quote: The administrator may edit the all.js† default pref file (install_directory/defaults/prefs/all.js).
システム管理者は all.js† デフォルト環境設定ファイル ( install_directory/defaults/prefs/all.js )を編集してもかまいません。
※ ここでの「may」は「can」に近い意味だと思います。
→ システム管理者は all.js† デフォルト環境設定ファイル ( install_directory/defaults/prefs/all.js )を編集できます。
Quote: This has the advantage of changing the default value for both new and existing profiles.
こうすることによって、新しいプロファイルと既存プロファイルの両方でデフォルト値に 変更を加える利点があります。
※ ここでの利点は、新規・既存の両プロファイルのデフォルト値を一括変換できることにあるので・・・
→ この方法では、新規および既存の両プロファイルのための設定値を変更することができるという利点があります。
Quote: しかしながら、プロファイルに収められた環境設定は デフォルトのセッティングに優先することを留意しておいてください。
※ ちょっと訳が固いかも・・・
→ ただし、デフォルトの設定よりも、プロファイルに収められた環境設定が優先されることに留意してください。
Quote: Because default pref files are loaded in reverse alphabetical order, all.js will be loaded near the end, preventing administrator values from being overridden.
デフォルト環境設定は アルファベット順の逆に読み込まれるため、 all.js は終わり近くに 読み込まれることになるので、システム管理者の値より優先されるのを 防ぎます。
※ 文章の後半が少し理解しにくく感じます。こんな感じでしょうか?
→ デフォルト環境設定はアルファベット順の逆に読み込まれるため、all.js は終わり近くに読み込まれることになります。これで、システム管理者によって設定された値が上書きされることを防ぐことができます。
Quote: This method has the advantage of resetting preferences back to administrator defaults at every start-up.
この方法にはスタートアップする度に、環境設定を管理者のもともとの デフォルトにリセットする利点があります。
※ ちょっと固いかも・・・ 少し言葉を補って訳してみます。
→ この方法には、スタートアップのたびに環境設定を管理者によって設定されたデフォルトにリセットできるという利点があります。
Quote: Note that, because a user typically has access privilege to his or her profile directory, he or she can change the default values if he or she knows how.
というのも ユーザは自分のプロファイル・ディレクトリへアクセスする特権を一般的にもっていますから、 やり方を知っていればデフォルト値を変えることができるからです。
※ 「Because ...」は「~なので」くらいに訳すと後が楽になると思います。「privilege」は「権限」だと思います。
→ 通常ユーザは自分のプロファイルディレクトリにアクセスする権限をもっているので、方法を知っていれば、ユーザはデフォルト値を変えることができることに留意してください。
Quote: もう一つの不利な点としては、既存のプロファイルは影響を受けないことが挙げられます。
※ 「影響を受けない」というと利点であるかのような印象を受けてしまうので・・・
→ もう一つ不利な点としては、既存のプロファイルには効果がないことが挙げられます。
Quote: Distributors can add default preference files via .XPI packages.
販売代理店は .XPI パッケージを利用してデフォルト環境設定を追加することができます。
※ ここの「distributors」は「ディストリビュータ」でよいと思います。
→ ディストリビュータはは .XPI パッケージを利用してデフォルト環境設定を追加することができます。
Quote: displayName from contents.rdf
※ 一応訳しておきます・・ 他のコメントももし良かったら適当に訳してください。
→ contents.rdf から displayName を取得
以上です。難しいですが、非常に面白く読ませていただきました。
僕のコメントがご参考になれば幸いです。どうぞよろしくお願いします。
池田 登録日: 2003年5月 22日 記事: 408 所在地: 東京
件名: Re: [草稿] A Brief Guide to Mozilla Preferences 投稿時間: 2005年1月10日(月) 00:02
池田です。
取り急ぎ、helpwanted な所を。
山口 wrote: Quote: Note the application never changes user.js, so on launch user.js overrides conflicting preferences from the previous application session.
アプリケーションは user.js を一切変更しないことに留意してください。そのため、 user.js を立ち上げる時には競合する環境設定を前回のアプリケーション・セッションから上書きします。
※ 「, so ...」以降の文章ですが、修飾・被修飾の関係がうまく訳せていないような気がします。
→ 略)そのため、user.js を立ち上げると、前回のアプリケーション・セッションからの競合する環境設定が上書きされることになります。
前回のセッションで user.js と異なった値に設定しても、user.js を読み込んだ時点で上書きされる、という事でしょう。
ちなみに、「user.js を立ち上げる」は変です。
→ アプリケーションは user.js を一切変更しないので、前回のアプリケーション・セッションでの競合する環境設定は、起動時に user.js によって上書きされることに留意してください。
山口 wrote: Quote: When saving each preference, the application compares its value against the default loaded from default pref files and drop the preference from prefs.js if they match.
それぞれの環境設定を保存するときに、アプリケーションはその値をデフォルト環境設定 から読み込んだデフォルトの値と比較して、一致する環境設定があれば prefs.js から取り落とします。
※ これが Tayu さんの仰っているポイントですね。一読した限りでは良くわかりませんね。HELP WANTED! 救援を待つ間、少し頑張って訳してみます。
→ 各環境設定を保存するとき、アプリケーションはその値を、デフォルトの環境設定ファイルから読み込んだデフォルト値と比較して、両者が一致した場合は prefs.js から環境設定を引き継ぎます。
デフォルトと同じ prefs は、prefs.js には書き込まれない、という事です。
逆の言い方をすれば、prefs.js に書かれているのは all.js などのデフォルト値と違っている場合だけで、
これを "compressed" と表現しているわけです。
あえて直訳すれば、"drop" は「省略する」でしょうが、意訳した方がいいでしょう。
→ 各環境設定を保存する際に、アプリケーションはその値を、デフォルトの環境設定ファイルから読み込んだデフォルト値と比較して、両者が一致した場合は prefs.js には書き込みません。
他にも何点か気になる所がありますが、また後日にさせて下さい。 ____________________ Mozilla Japan 翻訳部門 和訳アドバイザー
池田 登録日: 2003年5月 22日 記事: 408 所在地: 東京
件名: Re: [草稿] A Brief Guide to Mozilla Preferences 投稿時間: 2005年1月18日(火) 00:42
池田です。山口さんのコメントと重複しない所を選んだつもりですが、一部かぶっているかも。
Quote: バグ 158384 への回答と感想になっています。
実際にこのバグを見てみると、この文書へのコメントも付いていますので、
→ フィードバックとコメントはバグ 158384 へ
Quote: 環境設定はどんな値もとりますし、セットすることができる定義されたふるまいをします。
ここは「環境設定とは何ぞや」という説明でしょう。
→ 環境設定 (preference) とは、設定変更することができる、任意の値または定義された動作です。
山口 wrote: → ユーザ・インタフェースでの設定変更は通常即座に反映され、ユーザ・プロファイルの prefs.js に自動的に保存され、複数のセッションにわたって設定を保つことができます。
あまり変わっていませんが
→ ユーザ・インタフェースでの設定変更は通常即座に反映され、ユーザ・プロファイルの prefs.js に自動的に保存されて、次のセッションでも設定を保つことができます。
Quote: 簡潔な JavaScript ファイルで
設定をカスタマイズしていくと、pfefs.js はどんどん肥大化していきますので、「簡潔」とは言いづらいような気が。
→ 単純な JavaScript ファイルで
Quote: ブラウザにある環境設定ファイルのおもわぬ読み込みを防いでプライバシーを守るため、
"loading xxx in the browser" ですから、読み込む前に「ブラウザにある」のではないと思います。
→ 環境設定ファイルのブラウザへの思わぬ読み込みを防いでプライバシーを守るため、
Quote: ファイルは単純なテキストファイルであり、このように見えます:
ここの "simple text" は、ファイルの種類ではないでしょうか?
→ ファイルはプレインテキストファイルであり、以下のようなものです:
Quote: そのため user.js によってセットされた値ほど長くは持続しません。
山口さんも疑問に思っている部分なので、意訳した方がいいかも。
→ そのため user.js によってセットされた値と違って変更される可能性があります。
以上です。ご参考になれば幸いです。 ____________________ Mozilla Japan 翻訳部門 和訳アドバイザー
Tayu 登録日: 2003年8月 05日 記事: 117 所在地: 千葉県
件名: Re:[草稿:第二稿] A Brief Guide to Mozilla Preferences 投稿時間: 2005年1月20日(木) 11:36
こんにちは。
ご指摘を頂きましてありがとうございます。
修正を加えた草稿を以下のURLに置いてあります。
よろしくお願いします。
池田 登録日: 2003年5月 22日 記事: 408 所在地: 東京
件名: Re:[草稿:第二稿] A Brief Guide to Mozilla Preferences 投稿時間: 2005年1月29日(土) 23:30
Tayu さん、お疲れさまです。池田です。
第二稿を拝見して、何点かコメントを。
<head> の <title> が原文のままです。
環境設定の読み出しと解決
Quote: 環境設定が競合するときは最後の入力を優先して解決されます
Preference conflicts are resolved in favor of the last entry
これはアプリケーションが自動的に行なう作業ですから、"entry" を「入力」と訳すと違和感があるような気がします。resolved をきちんと訳すべきかは悩む所ですが、
→ 環境設定が競合するときは最後に読み込まれたものが優先されます
環境設定の保存
Quote: このことは最初 user.js で設定された環境設定が prefs.js にも保存されることを意味しています。
This also means that preferences initially set by user.js will also be saved to prefs.js.
細かい事ですが、
→ このことは最初に user.js で設定された...
Quote: アプリケーションは user.js を一切変更しないので、前回のアプリケーション・セッションの時から競合する環境設定は、起動時に user.js によって上書きされることに留意してください。
Note the application never changes user.js, so on launch user.js overrides conflicting preferences from the previous application session.
前回のコメントでの私自身の訳例ですが、読み返してみて引っかかったので一部修正します。(^^;
→ アプリケーションは user.js を一切変更しないので、前回のアプリケーション・セッションにおける 競合する環境設定は、...
環境設定ファイルの変更
Quote: というのも、 prefs.js はアプリケーション終了時に上書き保存されるので、アプリケーションを起動していない状態でファイルを編集しなければならないからです。
Because prefs.js is overwritten at application exit, you must edit the file while the application is closed.
ここの "because" は前文を受けてのものではなく、後半の文の理由を述べているものです。
→ prefs.js はアプリケーション終了時に上書き保存されるので、ファイルの編集はアプリケーションを起動していない状態で行なわなければなりません。
以上です。ご参考になれば。 ____________________ Mozilla Japan 翻訳部門 和訳アドバイザー
Tayu 登録日: 2003年8月 05日 記事: 117 所在地: 千葉県
件名: Re:[草稿:第三稿] A Brief Guide to Mozilla Preferences 投稿時間: 2005年2月02日(水) 15:57
池田さん、こんにちは。
ご指摘を頂きましてありがとうございます。
前回の推敲ではほぼそのまま取り入れましたので
省略しましたが、今度は個別にレスをつけていこうと思います。
Quote:
<head> の <title> が原文のままです。
すみません、気付いてはいたのですが
訳したものか迷っててそのままでした。
Quote:
環境設定の読み出しと解決
Quote: 環境設定が競合するときは最後の入力を優先して解決されます
Preference conflicts are resolved in favor of the last entry
これはアプリケーションが自動的に行なう作業ですから、"entry" を「入力」と訳すと違和感があるような気がします。resolved をきちんと訳すべきかは悩む所ですが、
→ 環境設定が競合するときは最後に読み込まれたものが優先されます
ここで入力と言ってしまうと確かにキーボード入力があるかもしれないと思ってしまいますね。
「競合の解決」という用語の使い方はIRQなどについて見かけたことがありますので、
以下のようにしてみました。
環境設定が競合するときは最後に読み込まれたものを優先して解決されます
Quote:
環境設定の保存
Quote: このことは最初 user.js で設定された環境設定が prefs.js にも保存されることを意味しています。
This also means that preferences initially set by user.js will also be saved to prefs.js.
細かい事ですが、
→ このことは最初に user.js で設定された...
ついくせが出てしまいました。
Quote:
Quote: アプリケーションは user.js を一切変更しないので、前回のアプリケーション・セッションの時から競合する環境設定は、起動時に user.js によって上書きされることに留意してください。
Note the application never changes user.js, so on launch user.js overrides conflicting preferences from the previous application session.
前回のコメントでの私自身の訳例ですが、読み返してみて引っかかったので一部修正します。(^^;
→ アプリケーションは user.js を一切変更しないので、前回のアプリケーション・セッションにおける 競合する環境設定は、...
「において」としてみました。
アプリケーションは user.js を一切変更しないので、前回のアプリケーション・セッションにおいて 競合した環境設定は、
Quote:
環境設定ファイルの変更
Quote: というのも、 prefs.js はアプリケーション終了時に上書き保存されるので、アプリケーションを起動していない状態でファイルを編集しなければならないからです。
Because prefs.js is overwritten at application exit, you must edit the file while the application is closed.
ここの "because" は前文を受けてのものではなく、後半の文の理由を述べているものです。
→ prefs.js はアプリケーション終了時に上書き保存されるので、ファイルの編集はアプリケーションを起動していない状態で行なわなければなりません。
理由を述べるつなぎの部分が二重になっていますね。
修正しました。
第三稿です。
よろしくお願いします。
Tayu 登録日: 2003年8月 05日 記事: 117 所在地: 千葉県
件名: さらに推敲しました(第四稿です) 投稿時間: 2005年2月26日(土) 22:27
お久しぶりです。
第四稿になります。
まだまだちょっとした誤訳が多くて冷や汗をかいています。
後日もう一度原文と照らし合わせて読み返して、
それで完成稿にしたいと思います。
よろしくお願いします。