今回を機に Wiki を用意してしまうことも考えたんですが、今のところそうしていないのは単純に、目的は類似しているし関係性も強い2つの訳語集を連携させる手段として XML ベースのデータを採用しているわけです。というのも、Wiki のデータはフォーマットが曖昧すぎて処理しにくいので、L10N 指定用語の抜き出しとか、変更された用語だけの一覧生成とかの複数フォーマット生成は無理であり、そのままでは和訳部門と L10N の用語集の連携が取れなくなります。
# 出力デザインをを自由に変更できるようにするという意味でも、データベースは XML の自由度は圧倒的に高いです。
かといって、単一 XML ファイルで管理するとメンテや議論がしにくいという弊害があるのも明らかです。現状私が中心に集中管理していますが、和訳部門のドキュメントは完全な分散管理体制ですので。そこでメンテを分散して行えることと、どんどん気楽に変更できることを考慮すると、以下のような感じではどうかな…と思っています。
# XML データファイルのフォーマットや XSL はあとちょっといじればこれが可能なところまで持ってきています。
・ 和訳部門での用語についてのメンテや議論はフォーラムでも wiki でも可
・ L10N の訳語決定はこれまで同様 L10N フォーラム
・ それぞれに最終的なデータファイルとして XML を作成
・ 両 XML ファイルを読み込んで必要なページを出力
XML にすると管理が大変…という印象があると思いますが、先に示した用語データ項目を追加していくだけで問題ないので、大丈夫じゃないかと思います。
# データが正しいかどうかは必要なファイルをローカルにおいてブラウザで読み込めばすぐ分かりますので、ファイル書き換えまえに確認できます。
今回を機に Wiki を用意してしまうことも考えたんですが、今のところそうしていないのは単純に、目的は類似しているし関係性も強い2つの訳語集を連携させる手段として XML ベースのデータを採用しているわけです。というのも、Wiki のデータはフォーマットが曖昧すぎて処理しにくいので、L10N 指定用語の抜き出しとか、変更された用語だけの一覧生成とかの複数フォーマット生成は無理であり、そのままでは和訳部門と L10N の用語集の連携が取れなくなります。
# 出力デザインをを自由に変更できるようにするという意味でも、データベースは XML の自由度は圧倒的に高いです。
かといって、単一 XML ファイルで管理するとメンテや議論がしにくいという弊害があるのも明らかです。現状私が中心に集中管理していますが、和訳部門のドキュメントは完全な分散管理体制ですので。そこでメンテを分散して行えることと、どんどん気楽に変更できることを考慮すると、以下のような感じではどうかな…と思っています。
# XML データファイルのフォーマットや XSL はあとちょっといじればこれが可能なところまで持ってきています。
・ 和訳部門での用語についてのメンテや議論はフォーラムでも wiki でも可
・ L10N の訳語決定はこれまで同様 L10N フォーラム
・ それぞれに最終的なデータファイルとして XML を作成
・ 両 XML ファイルを読み込んで必要なページを出力
XML にすると管理が大変…という印象があると思いますが、先に示した用語データ項目を追加していくだけで問題ないので、大丈夫じゃないかと思います。
# データが正しいかどうかは必要なファイルをローカルにおいてブラウザで読み込めばすぐ分かりますので、ファイル書き換えまえに確認できます。
となります。dynamisさんを始めとする方々の意見をお願いします(特に、まだ返信されていない方々) ____________________ Mozilla 訳語決定会メンバー(管理)
生存確認は私のブログに投稿があるかどうかでどうぞ。
dynamis
登録日: 2003年5月 22日 記事: 442
件名: Re: 提案 投稿時間: 2004年12月21日(火) 08:30
ちょっと急いで書くので乱筆乱文失礼します。
Amigomr wrote:
dynamisさんも指摘なさっている通り、私は参考文章を作ろうという気持ちが強いです。
統一用語集というよりも参考用語集という意味合いが強くなるのであれば作業スペース的には Wiki が適していると私も思います。
個人的趣味としては Wiki 自体があまり好きじゃないですが、そーいう問題は捨て置きましょう。
考慮しなければならないとすれば、Wiki というツールの使用法を新たに覚えなければならない人がいること。用語集管理に参加するようなメンバは何とかなるとは思いますが、一応。
あと、恐らく XML データベースファイルを一箇所に集中させる必要があると思っているかと思いますが、その必要はありません。
XSL で XML をよみこんで出力するわけですが、読み込むドキュメントはリモート URL にすることも可能です。ですから、XML データベースを個別に管理して、お互いかってに取り込んで処理と言うことが可能です。
# Mozilla 内蔵パーサでは不可ですが、一般的なパーサや IE の XML パーサも可能。
全体の流れは私が先に書いたものと一緒ですが、単純な、しかしとても大事な問題があります。
Wiki で適当に作業されるものをベースでは XML に反映するのが大変です。XML の生成までを Wiki 内部でやって頂きたいです。私はみてのとおり和訳部門にちょくちょくしか顔を出せない状況になっているので、私が Wiki の状況をちゃんと把握して作業するというのは無理だし流れが止まって良くないと思います。
XML 生成自体は先に書いたようにテンプレートに穴埋めするだけですから簡単です。一部の人は見ただけで、かなりの人はちょっと説明書があれば大丈夫だと思います。
# Wiki の使い方を学ぶのと同程度か?
# なお、データ構造をいつでも気軽に変更できる利点が失われるので私の方で Web フォームなどを作る予定はないです。m(_ _)m
また、Wiki だからといって設置してその後放置しっぱなしにして良いというわけでもありませんし、メンテしていく管理担当者が必要です。
Wiki は注意して整理しないと議論が各所で散乱して検索性が下がっったりしかねませんので、全体の構成をしっかりみてメンテする人が必要です。
永続的に担当したり、一人で全部管理したりする必要はありませんが、ある程度担当を決めておかないとマズいかな、と。
Amigomr さんか他の方か、誰か Wiki メンテと XML ファイル作成担当の立候補があり、特に異論なければどんどん話を進めましょう。
# 多分一段落したら仕事は殆ど無いはず。Wiki ですし。
# XML も Wiki 上においてもらえば OK です。不定期に固定ファイルとして移動させて、それを元に一覧表生成みたいな。
Wiki だけの作業に比べると手間ですが、XML+XSL を介することで以下のような利点があります。
・ 出力の自由度が高く単一データから複数フォーマットで出力できる
語数が増えたら用語の種類別ページ、アルファベット順ページ、いろいろ出力できます。
・ L10N 指定用語との統合ができる
# L10N 指定用語は MJ 上に出力しておくべきドキュメントなので Wiki にするわけには…
統一用語集というよりも参考用語集という意味合いが強くなるのであれば作業スペース的には Wiki が適していると私も思います。
個人的趣味としては Wiki 自体があまり好きじゃないですが、そーいう問題は捨て置きましょう。
考慮しなければならないとすれば、Wiki というツールの使用法を新たに覚えなければならない人がいること。用語集管理に参加するようなメンバは何とかなるとは思いますが、一応。
全体の流れは私が先に書いたものと一緒ですが、単純な、しかしとても大事な問題があります。
Wiki で適当に作業されるものをベースでは XML に反映するのが大変です。XML の生成までを Wiki 内部でやって頂きたいです。私はみてのとおり和訳部門にちょくちょくしか顔を出せない状況になっているので、私が Wiki の状況をちゃんと把握して作業するというのは無理だし流れが止まって良くないと思います。
XML 生成自体は先に書いたようにテンプレートに穴埋めするだけですから簡単です。一部の人は見ただけで、かなりの人はちょっと説明書があれば大丈夫だと思います。
# Wiki の使い方を学ぶのと同程度か?
# なお、データ構造をいつでも気軽に変更できる利点が失われるので私の方で Web フォームなどを作る予定はないです。m(_ _)m
また、Wiki だからといって設置してその後放置しっぱなしにして良いというわけでもありませんし、メンテしていく管理担当者が必要です。
Wiki は注意して整理しないと議論が各所で散乱して検索性が下がっったりしかねませんので、全体の構成をしっかりみてメンテする人が必要です。
永続的に担当したり、一人で全部管理したりする必要はありませんが、ある程度担当を決めておかないとマズいかな、と。
Amigomr さんか他の方か、誰か Wiki メンテと XML ファイル作成担当の立候補があり、特に異論なければどんどん話を進めましょう。
# 多分一段落したら仕事は殆ど無いはず。Wiki ですし。
# XML も Wiki 上においてもらえば OK です。不定期に固定ファイルとして移動させて、それを元に一覧表生成みたいな。
はい、そうくると思っておりました。管理担当者ですが、結局、発起者がやるのが良いでしょうから、私が、まず、立候補させて頂きます。XMLファイル作成担当は公募ということで(要は募集と言うことです)。
もし、私だけでは頼りないならば、管理権限を、もう1人、渡せるかもしれません(管理者パスワードを誰かに教えるんです)。
Wikiでは管理者権限は、そんなにいらないものです。いるのは、荒しなどの削除権限などです。
XMLは、多分、1ページに添付する形になると思います。 ____________________ Mozilla 訳語決定会メンバー(管理)
生存確認は私のブログに投稿があるかどうかでどうぞ。
dynamis さんの投稿を読んでいて、大変なのは Wiki を管理することよりも XML を生成するための仕組みを
どうするか(手でやるのか、自動化するのかというところから)なのかなという印象を持ちました。
作成を否定されていますが、Web のフォームは、入力のためのインタフェースを限定してしまって、自動生成を楽にするための例えとして出されたんですよね?
1つ追加というレベルなら、XML をエディタで編集するという、手作業でもいけそうな気はしますが、必要なタイミングで更新できるかという問題が生じます。
定期的に走るような自動処理スクリプトを用意するなんてことができたら、一番いいのかもしれません。
Wiki 内部のデータがどのように保存されているかを知らないので、思い付きでしかないのですが。
dynamis さんの投稿を読んでいて、大変なのは Wiki を管理することよりも XML を生成するための仕組みを
どうするか(手でやるのか、自動化するのかというところから)なのかなという印象を持ちました。
作成を否定されていますが、Web のフォームは、入力のためのインタフェースを限定してしまって、自動生成を楽にするための例えとして出されたんですよね?
1つ追加というレベルなら、XML をエディタで編集するという、手作業でもいけそうな気はしますが、必要なタイミングで更新できるかという問題が生じます。
定期的に走るような自動処理スクリプトを用意するなんてことができたら、一番いいのかもしれません。
Wiki 内部のデータがどのように保存されているかを知らないので、思い付きでしかないのですが。
dynamis さんの投稿を読んでいて、大変なのは Wiki を管理することよりも XML を生成するための仕組みを
どうするか(手でやるのか、自動化するのかというところから)なのかなという印象を持ちました。
作成を否定されていますが、Web のフォームは、入力のためのインタフェースを限定してしまって、自動生成を楽にするための例えとして出されたんですよね?
これも同じようなことです。 XML データは直接人間がいじりましょう。
人間がいじりやすいデータフォーマットにするのは私の責任と言うことで。
# 機械が処理する分にはいくらでも余計なタグを付ければよいのですが、人間が処理することがある場合には機械処理を入れるのは止めておいた方がよいです。
濱崎 wrote:
1つ追加というレベルなら、XML をエディタで編集するという、手作業でもいけそうな気はしますが、必要なタイミングで更新できるかという問題が生じます。
定期的に走るような自動処理スクリプトを用意するなんてことができたら、一番いいのかもしれません。
Wiki 内部のデータがどのように保存されているかを知らないので、思い付きでしかないのですが。
Wiki のデータをベースにするようでは XML の意味がなくなるというくらい、Wiki のデータは扱いにくいものに見えます。(笑)
XML ファイルはエディタで処理するのが一番良いと思います。手作業では処理しきれない頻度で XML の更新が為されるべき状況であれば機械生成させるなどすべきですが、そうでなければ human readable な形式であることを生かすほうがよいです。
変換といっても、ただ単に、まとまった分から追加するだけですよね。でも、私は XML に詳しくないので、dynamisさん辺りに、最初にマニュアルを作ってもらいたいですね。
勿論そうします。
今回のような用語統一の話が出てくるのは夏の時点から想定していて、JLP を作りながら用語をピックアップし、それをベースにして始められるようにしよう…と思っていたのが、最終的に XML データベースでということにして、ここのところ実作業に入ってきたところです。
JLP 作成に時間をとられっぱなしでこちらの準備がまだまだであり、出力を柔軟にすることや処理をし易くすることなどを考えてまだちょっと試行錯誤中の所もありますので、現時点ではまだすぐに完全なマニュアルは作れません。
一月に時間が取れるわけでもないので正月中にはフォーマットも取りあえず確定させて簡単なガイドラインというかマニュアルを用意しますので、しばらく時間をください。m(_ _)m
# 現状は先に挙げた XML 断片を追加するだけで OK.
勿論そうします。
今回のような用語統一の話が出てくるのは夏の時点から想定していて、JLP を作りながら用語をピックアップし、それをベースにして始められるようにしよう…と思っていたのが、最終的に XML データベースでということにして、ここのところ実作業に入ってきたところです。
JLP 作成に時間をとられっぱなしでこちらの準備がまだまだであり、出力を柔軟にすることや処理をし易くすることなどを考えてまだちょっと試行錯誤中の所もありますので、現時点ではまだすぐに完全なマニュアルは作れません。
一月に時間が取れるわけでもないので正月中にはフォーマットも取りあえず確定させて簡単なガイドラインというかマニュアルを用意しますので、しばらく時間をください。m(_ _)m
# 現状は先に挙げた XML 断片を追加するだけで OK.
(追記)私、今未訳文章を持っています。品質保証テストだったと思いますが、半分まで出来ているので、少し、こちらに力を注いでいる状況です。そんなわけで、若干、発起者なのに、迅速な対応ができないかもしれません。申し訳ございません。 ____________________ Mozilla 訳語決定会メンバー(管理)
生存確認は私のブログに投稿があるかどうかでどうぞ。
ToDo が多すぎて wiki のほうをまだしっかり見れていませんが、ご容赦ください。m(_ _)m
ま、みんな無理せず適度なペースで進めていきましょうってことで。
いえいえ。dynamisさんは掛持ちが多いですから。適度に見て、適度に返信して、適度に投稿して下されば、ありがたいです。私も、未訳文章を今日中に、訳し終えて、皆さんに披露したいと思っていますので。 ____________________ Mozilla 訳語決定会メンバー(管理)
生存確認は私のブログに投稿があるかどうかでどうぞ。