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池田
登録日: 2003年5月 22日 記事: 408 所在地: 東京
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件名: 音引き(長音記号)問題について 投稿時間: 2004年12月19日(日) 11:51 |
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池田です。
「ガイドライン(文章)」トピック からの派生ですので、未読の方はご一読ください。
Quote: | 「ブラウザー」の長音は延ばさないべきか、延ばすべきか |
について、ご意見が各所に分散しているので、専用トピック(隔離スレ)を立てました。
個人的には、元トピックにも記述した通り、
Quote: | 原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし、慣用に応じて「ー」を省くことができる。 |
を原則としたいと思っています。
古い人間のせいか、もともと私は「ブラウザー、サーバー」派でした。「ブラウザ」の根拠と思われる、
Quote: | その言葉が3音以上の場合には、語尾に長音符号を付けない。 |
という記述自体、何故3音以上だと付けないのか明確ではありませんし、そもそもこの記述そのものが obsolete だと思われるからです。
# 元トピックなどで、実は「ブラウザー」派だった、という人が予想外に多かったのも理由の一つ
とは言うものの、「ただし、慣用に応じて省くことができる」というあいまいな基準ですので、どこまでが慣用かを判断するのは困難ですし、L10N も考えると MJ 内で表記の確定をした方がよいような気もしています。
(UI でスペースが限定されている場合、省略できると便利、という面も考慮するべきでしょう)
一つの文書内で「ブラウザー」と「ブラウザ」が混在しない限りどちらを使用しても構わない、あたりが落としどころではないかと思ったりもしますが、皆様のご意見はいかがでしょう? ____________________ Mozilla Japan 翻訳部門 和訳アドバイザー
池田が2008年7月26日(土) 12:03にこの記事を編集, 編集回数: 1 |
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Amigomr
登録日: 2004年11月 21日 記事: 293 所在地: 京都
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件名: Re: 音引き(長音記号)問題について 投稿時間: 2004年12月19日(日) 12:39 |
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池田 wrote: | 池田です。
「ガイドライン(文章)」トピック からの派生ですので、未読の方はご一読ください。
Quote: | 「ブラウザー」の長音は延ばさないべきか、延ばすべきか |
について、ご意見が各所に分散しているので、専用トピック(隔離スレ)を立てました。
個人的には、元トピックにも記述した通り、
Quote: | 原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし、慣用に応じて「ー」を省くことができる。 |
を原則としたいと思っています。
古い人間のせいか、もともと私は「ブラウザー、サーバー」派でした。「ブラウザ」の根拠と思われる、
Quote: | その言葉が3音以上の場合には、語尾に長音符号を付けない。 |
という記述自体、何故3音以上だと付けないのか明確ではありませんし、そもそもこの記述そのものが obsolete だと思われるからです。
# 元トピックなどで、実は「ブラウザー」派だった、という人が予想外に多かったのも理由の一つ
とは言うものの、「ただし、慣用に応じて省くことができる」というあいまいな基準ですので、どこまでが慣用かを判断するのは困難ですし、L10N も考えると MJ 内で表記の確定をした方がよいような気もしています。
(UI でスペースが限定されている場合、省略できると便利、という面も考慮するべきでしょう)
一つの文書内で「ブラウザー」と「ブラウザ」が混在しない限りどちらを使用しても構わない、あたりが落としどころではないかと思ったりもしますが、皆様のご意見はいかがでしょう? |
池田さん、こんにちは。私は一応、新しい人間だと思っていますが、古い文献を読む癖がありありなので(ホームページ参照、どうでもいいか)、音は伸ばすことが多いです。
最近は「ブラウザー」は「ブラウザ」に変えることが多いのですが、統一していません。
私は、確かに、両派譲り合えない状況ですので、それぞれの個性で良いのではと思います。
確かに、1つの文章に混同するようではまずいでしょう。要は「ケース・バイ・ケース」で行けたら良いと思います。
どうも、発起者でありながら、この問題には、あまり関わっていないような気がしていますが、一応。 ____________________ Mozilla 訳語決定会メンバー(管理)
生存確認は私のブログに投稿があるかどうかでどうぞ。 |
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dynamis
登録日: 2003年5月 22日 記事: 442
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件名: Re: 音引き(長音記号)問題について 投稿時間: 2004年12月19日(日) 21:22 |
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池田 wrote: | とは言うものの、「ただし、慣用に応じて省くことができる」というあいまいな基準ですので、どこまでが慣用かを判断するのは困難ですし、L10N も考えると MJ 内で表記の確定をした方がよいような気もしています。
(UI でスペースが限定されている場合、省略できると便利、という面も考慮するべきでしょう)
一つの文書内で「ブラウザー」と「ブラウザ」が混在しない限りどちらを使用しても構わない、あたりが落としどころではないかと思ったりもしますが、皆様のご意見はいかがでしょう? |
JLP については使用箇所すべて一つ残さず統一することが要求される世界ですが、和訳文書すべてで統一する必要まではないと思います。
製品の UI に言及する部分や、一部のドキュメントについては統一した方がよいと思いますが、それ以外はあまり拘らないでよいかなぁ…というのが私見です。文書としての価値は殆どあるいは全く変わらないのに、手間が増えてしまいますので。
で、
・ 同一文書内では統一する
・ Mozilla の UI に言及するところでは JLP のそれに合わせる
という2点だけでよいかと思います。もう一点加えるとしたら、
・ 製品情報などマーケティング管理ページについては統一する
逆に言えばそれ以外については任意でよいのではないかということです。 |
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濱崎
登録日: 2004年1月 27日 記事: 296 所在地: 静岡県
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件名: Re: 音引き(長音記号)問題について 投稿時間: 2004年12月21日(火) 18:19 |
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以下ちょっと気になったところの確認です。
dynamis wrote: | ・ 同一文書内では統一する |
同一文書の範囲について、
ある文書の下位文書を、同じ人が訳さない場合は、上位文書と統一しなくてもいいという解釈でいいでしょうか?
例えば、RDF に関するページには、下位ページがいくつかあり、すべてが同じ訳者の訳ではありません。こういう場合、RDF のトップに合わせる とでも決めておかないと、それぞれの訳者の任意になります。
dynamis wrote: | ・ Mozilla の UI に言及するところでは JLP のそれに合わせる |
翻訳初心者が Mozilla の UI 関連かどうかを判別できる、という前提が必要です。
私は、言ってみれば「UI をどう訳すか、ということについて迷う人が求める基準」を決めようとしている議論だと捉えているので、
JLP 定訳集にある単語については、JLP に合わせる としてしまった方が、区切りとしては楽だと思います。作業に与える影響が大きくなり過ぎますかね?
Quote: | ・ 製品情報などマーケティング管理ページについては統一する |
この部分については賛成です。 |
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dynamis
登録日: 2003年5月 22日 記事: 442
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件名: Re: 音引き(長音記号)問題について 投稿時間: 2004年12月25日(土) 10:21 |
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濱崎 wrote: | 以下ちょっと気になったところの確認です。
dynamis wrote: | ・ 同一文書内では統一する |
同一文書の範囲について、
ある文書の下位文書を、同じ人が訳さない場合は、上位文書と統一しなくてもいいという解釈でいいでしょうか?
例えば、RDF に関するページには、下位ページがいくつかあり、すべてが同じ訳者の訳ではありません。こういう場合、RDF のトップに合わせる とでも決めておかないと、それぞれの訳者の任意になります。 |
ページが続いているものやシリーズになっているものなど、明らかにひとまとまりの文書としてまとまっているところでは統一しましょう。
が、例えば RDF とか XUL とか DOM とかいった分野レベルでの統一まではしなくて良いかも。
グループが大きくなると元の著者もバラバラで文体自体がいろいろだったりします。そういう場合は日本語の文体も表記も多少揺れていて構わないのではないかと。
どの程度のものをひとまとまりとみるかについては意見が分かれるところだと思います。あまり厳密に規定せずに "ひとまとまりの文書は" くらいの指定でよいかも。
濱崎 wrote: | dynamis wrote: | ・ Mozilla の UI に言及するところでは JLP のそれに合わせる |
翻訳初心者が Mozilla の UI 関連かどうかを判別できる、という前提が必要です。
私は、言ってみれば「UI をどう訳すか、ということについて迷う人が求める基準」を決めようとしている議論だと捉えているので、
JLP 定訳集にある単語については、JLP に合わせる としてしまった方が、区切りとしては楽だと思います。作業に与える影響が大きくなり過ぎますかね? |
長音起動に限らず統一に関して多分論点は主に 2つで、手間と趣味。
手間という視点では、高品質な訳を作ることが目的であり訳語や長音使用についての統一というのはあくまでも手段の一つですので、参照しておくべき項目が増えると厄介かなーと思っています。
が、統一すべきものに統一されてないからといって文書を公開できないわけでもないですし、気づいたときに修正するのはそれほど大きな手間でもないですから、全面統一でも問題ないです。
# 分野によって習慣が違う用語はちょっと微妙ですが。
趣味という視点では、和訳部門で訳をすることは個人レベルでは勉強のためだったり趣味だったりするわけであり、参加の敷居を高くしたりモチベーションを下げるような制限はなるべく少なくしたいというのがあります。訳語にも表記にもそれぞれこだわりのある人は少なくないですから。
で、私の意見ですが、長音などだけでなく訳語全部ということになるのであれば、JLP 指定だからと無条件で全面統一させる必要はない(というかしてはならない)と思っているのですが、長音記号の扱いだけに限れば全面統一でも良いかと思います。 |
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