| 投稿者 | 
メッセージ | 
dynamis 
 
  
登録日: 2003年10月 05日 
記事: 1744 
 
   
 
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  件名: /communicator/layout/xslt.properties のローカライズ     投稿時間: 2004年2月22日(日) 00:11 | 
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JLP サイトを(半ば私の趣味で) XML+XSLT から生成するようにしているのですが、Mozilla で XSLT を読み込んだ際のエラーメッセージが変だったのが気になり、皆さんのローカライズをちょっと見せて頂きました。
 
 
N  = 原文
 
N  = snip さんの訳
 
N= カスベァさんの訳
 
N  = もとひこさんの訳
 
私の訳
 
# コメント
 
 
という形式で書いていきます。
 
私もそんな偉そうに言えるほど XSLT のエキスパートじゃぁないですが、一応参考にでもして頂ければと思います。
 
 
まず意見の分かれる訳について一言。
 
 
parse を構文解析と訳するかどうかは趣味によるところが大きいと思います。
 
私は和訳に際しては不自然でない限り日本語化する方針ですので、構文解析と訳しました。
 
パースとカタカナ表記する場合 "パースエラー" という響きの良い単語?が使えるという利点がありますが、それ以外は特に利点があると思えませんので。
 
また、他の場所との統一感だけではなく、機能別に分かれているエラーメッセージなどは想定されるユーザレベルに合わせて考えるのも良いかも知れないと思っています。XSLT はあまり普及していませんが、C++ や Java に比べればエンドユーザに近い言語ですので、日本語にしてあげた方が良いかなぁ…と。
 
なお、単に解析だけとしなかったのは全体的に構文についてのエラーが主題になっているからです。
 
 
 
1  = Parsing an XSLT stylesheet failed.
 
1  = XSLT スタイルシートのパースに失敗しました。
 
1=XSLT スタイルシートの構文解析に失敗しました。
 
1  = XSLTスタイルシートの解析に失敗しました。
 
XSLT スタイルシートの構文解析に失敗しました。
 
# parseを構文解析と訳してもいいかも。
 
# ユーザ層的にはパースの方が通りが良さそうだからパースでよいけど。
 
 
2  = Parsing an XPath expression failed.
 
2  = XPath 式のパースに失敗しました。
 
2=XPath 表現の構文解析に失敗しました。
 
2  = XPath式の解析に失敗しました。
 
XPath 式の構文解析に失敗しました。
 
 
4  = XSLT transformation failed.
 
4  = XSLT 変換は失敗しました。
 
4=XSLT 変換に失敗しました。
 
4  = XSLTでの変換に失敗しました。
 
XSLT 変換に失敗しました。
 
 
5  = Invalid XSLT/XPath function.
 
5  = 無効な XSLT/XPath 関数です。
 
5=無効な XSLT/XPath 関数です。
 
5  = 不正なXSLT/XPath関数です。
 
不正な XSLT/XPath 関数です。
 
 
6  = XSLT Stylesheet (possibly) contains a recursion.
 
6  = XSLT スタイルシートは (おそらく) 再帰を含んでいます。
 
6=XSLT スタイルシートは帰納を含んでいるようです。
 
6  = XSLTスタイルシートが再起呼び出しを含んでいます (たぶん)。
 
XSLT スタイルシートが無限ループしていると思われます。
 
# 無限ループでスタックオーバーフローさせることで表示できることを確認しました。
 
# possibly というのは単に正常な処理でスタックオーバーフローしている可能性もあるからでしょう。
 
# XSLT では再帰処理自体は認められています。ループなども全て再帰で処理します。
 
# 従って単に再帰があるということを告げるのは原文自体不適切な表現だと考えます。
 
 
7  = Attribute value illegal in XSLT 1.0.
 
7  = XSLT 1.0 においては不正な属性値です。
 
7=XSLT 1.0 にある属性の値が不正です。
 
7  = XSLT 1.0では認められない、不正な属性値です。
 
属性値が XSLT 1.0 仕様に適合していません。
 
 
8  = An XPath expression was expected to return a NodeSet.
 
8  = XPath 式はノードの集合が返却されることが必要です。
 
8=XPath 表現は通常 NodeSet を返すものです。
 
8  = XPath式は NodeSet を返さなければなりません。
 
XPath 式はノード集合を返さなければなりません。
 
# 関数の返り値みたいなものですから、"返却"じゃない。
 
# また、"ノード集合" というデータタイプが定義されています。
 
# NodeSet とそのままクラス名で表記するかは趣味のレベルでしょう。
 
 
9 = XSLT transformation was terminated by <xsl:message>.
 
9  = XSLT 変換は <xsl:message> で閉じられていません。
 
9=XSLT 変換は <xsl:message> によって終端されました。
 
9  = XSLT変換が <xsl:message> により中断されました。
 
XSLT 変換が <xsl:message> によって中断されました。
 
# タグの閉じ忘れなどを表すエラーメッセージではありません。
 
# xsl:message 要素に terminate="yes" と指定することでパーサに処理中止を指示できます。
 
 
10 = A network error occured loading an XSLT stylesheet:
 
10 = XSLT スタイルシート読み込み中にネットワークエラーが発生しました:
 
10=XSLT スタイルシートの読み込み中にネットワーク エラーが発生しました:
 
10 = XSLTスタイルシートの読み込み中にネットワークのエラーが発生しました。:
 
XSLT スタイルシート読み込み中にネットワークエラーが発生しました:
 
 
11 = An XSLT stylesheet does not have an XML mimetype:
 
11 = XSLT スタイルシートは XML mimetype を持っていません:
 
11=この XSLT スタイルシートには XML mimetype がありません:
 
11 = XSLTスタイルシートが XML としての MIMEタイプを持っていません。:
 
XSLT スタイルシートの MIMEタイプ が XML ではありません:
 
# MIMEタイプ と訳出するかは趣味のレベルでしょう。
 
 
12 = An XSLT stylesheet directly or indirectly imports or includes itself:
 
12 = XSLT スタイルシートは直接あるいは間接的にそれ自体をインポートするかを含んでいます:
 
12=この XSLT スタイルシートは直接あるいは間接的にインポートするか、それ自体を含んでいます:
 
12 = XSLTスタイルシートが直接若しくは間接的に自分自身をインポートまたはインクルードしています。
 
XSLT スタイルシートが直接あるいは間接的に自身を import 或いは include しています。
 
# xsl:import/xsl:include 要素を使うので、どうせカタカナにするくらいなら英語で残すのもありかと。
 
# 日本語にするのは違いが難しいし誤解の元になるから駄目。
 
 
13 = An XPath function was called with the wrong number of arguments.
 
13 = XPath 関数は誤った引数の数でコールされました。
 
13=XPath 関数が、誤った数の引き数と共に呼び出されました。
 
13 = 引数の個数が不正なXPath関数の呼び出しが行われました。
 
XPath 関数に渡される引数の数が間違っています。
 
 
14 = An unknown XPath extension function was called.
 
14 = 不明な XPath 式関数がコールされました。
 
14=不明な XPath 機能拡張関数が呼び出されました。
 
14 = 不明なXPath拡張関数が呼び出されました。
 
定義されていない XPath 拡張関数が呼ばれました。
 
# 検証はしていませんが、expression の typo ではないはず。
 
# XSLT ではパーサやユーザ独自の関数を JavaScript などで定義できます。
 
# まぁ、"不明な" でも訳としては十分ですが。
 
 
15 = XPath parse failure: ')' expected:
 
15 = XPath パース失敗: 予期しているのは ')' です:
 
15=XPath 構文解析の失敗: ')' が有用です:
 
15 = XPathの解析に失敗しました。')'が不足しています:
 
XPath 構文解析エラー: ')' が不足しています:
 
# XPath parse failure: は短い単語で表記したいです。
 
# この手のエラーメッセージって直訳調が多いですが、日本語らしくした方がよいと私は思う。
 
 
16 = XPath parse failure: invalid axis:
 
16 = XPath パース失敗: 無効な axis です:
 
16=XPath 構文解析の失敗: 無効な軸 (axis) です:
 
16 = XPathの解析に失敗しました。不正なaxisです:
 
XPath 構文解析エラー: 軸(axis) が不正です:
 
# XSLT では axis を軸と訳します。
 
# この訳語を知らない人も結構いるので括弧つけ程度が親切だと思います。
 
# 英語のままで残してもまた意味が分かりにくいから "軸" というのは必須かと。
 
 
17 = XPath parse failure: Name or Nodetype test expected:
 
17 = XPath パース失敗: 予期しているのは名前または、NodeType テストです:
 
17=XPath 構文解析の失敗: Name または Nodetype のテストが有用です:
 
17 = XPathの解析に失敗しました。名前・ノードタイプテストが不足しています:
 
XPath 構文解析エラー: 名前または Nodetype テストでなければなりません:
 
# これはどんなときのエラーかイマイチ分かってません…(^^;
 
 
18 = XPath parse failure: ']' expected:
 
18 = XPath パース失敗: 予期しているのは ']' です:
 
18=XPath 構文解析の失敗: ']' が有用です:
 
18 = XPathの解析に失敗しました。']'が不足しています:
 
XPath 構文解析エラー: ']' が不足しています:
 
 
19 = XPath parse failure: invalid variable name:
 
19 = XPath パース失敗: 無効な変数名:
 
19=XPath 構文解析の失敗: 無効な変数名です:
 
19 = XPathの解析に失敗しました。不正な変数名です:
 
XPath 構文解析エラー: 変数名が無効です:
 
# 単語より文で書くのが趣味。
 
 
20 = XPath parse failure: unexpected end of expression:
 
20 = XPath パース失敗: 予期していない式の終了です:
 
20=XPath 構文解析の失敗: 式が正しく終了していません:
 
20 = XPathの解析に失敗しました。式が途中で終わっています:
 
XPath 構文解析エラー: 式の構文が間違っています:
 
# これは素直に直訳調や"途中で切れています"などの方が分かり易いかも知れない…
 
# その他の構文エラーがこれになるのではないかと考えての参考訳。
 
 
21 = XPath parse failure: operator expected:
 
21 = XPath パース失敗: 予期しているのは演算子です:
 
21=XPath 構文解析の失敗: 演算子が有用です:
 
21 = XPathの解析に失敗しました。演算子が不足しています:
 
XPath 構文解析エラー: 演算子が不足しています:
 
 
22 = XPath parse failure: unclosed literal:
 
22 = XPath パース失敗: リテラルが閉じられていません:
 
22=XPath 構文解析の失敗: 定数 (literal) が閉じられていません:
 
22 = XPathの解析に失敗しました。リテラルが閉じていません:
 
XPath 構文解析エラー: リテラルが閉じられていません:
 
 
23 = XPath parse failure: ':' unexpected:
 
23 = XPath パース失敗: 予期していない ':' です:
 
23=XPath 構文解析の失敗: ':' は無用です:
 
23 = XPathの解析に失敗しました。':'はここに記述できません:
 
XPath 構文解析エラー: ':' の位置が不正です:
 
# ここに記述できませんの方が良いかも知れない。でも、ここってどこ?と思ってみたり…(^^;
 
 
24 = XPath parse failure: '!' unexpected, negation is not():
 
24 = XPath パース失敗: 予期していない '!' です。否定は()ではありません:
 
24=XPath 構文解析の失敗: '!' は無用で、否定は not() です:
 
24 = XPathの解析に失敗しました。'!'はここに記述できません。否定は not() です:
 
XPath 構文解析エラー: '!' の位置が不正です。否定を表すには not() 関数を使います:
 
# XSLT には否定演算子が存在しません。
 
 
25 = XPath parse failure: illegal character found:
 
25 = XPath パース失敗: 不正な文字がみつかりました:
 
25=XPath 構文解析の失敗: 不正な文字が見つかりました:
 
25 = XPathの解析に失敗しました。不正な文字がです:
 
XPath 構文解析エラー: 不正な文字が含まれています。
 
 
26 = XPath parse failure: binary operator expected:
 
26 = XPath パース失敗: 予期しているのはバイナリ演算子です:
 
26=XPath 構文解析の失敗: バイナリ演算子が有用です:
 
26 = XPathの解析に失敗しました。2項演算子が足りません:
 
XPath 構文解析エラー: 二項演算子が不足しています。
 
# binary operator とはオペランドを二つとる二項演算子のこと。
 
# バイナリ演算子と書かれることも少なくないようですが、初心者に優しくない気がします。
 
# ! などの単項演算子 (unary operator) は滅多にカタカナ表記しないし、バイナリ演算子という訳語自体中途でイマイチなものだと思います。
 
 
LoadingError = Error loading stylesheet: %S
 
LoadingError = スタイルシートの読み込みエラー: %S
 
LoadingError=スタイルシートの読み込みエラー: %S
 
LoadingError = スタイルシート読み込みエラー: %S
 
スタイルシートの読み込みエラーです: %S
 
# 例によって説明の本体部分は単語より文章で書いた方が柔らかくて好み。
 
 
TransformError = Error during XSLT transformation: %S
 
TransformError = XSLT 変換中のエラー: %S
 
TransformError=XSLT 変換中のエラー: %S
 
TransformError = XSLT 変換中のエラー: %S
 
XSLT 変換中にエラーが発生しました: %S
 
 
如何でしょうか?
 
私の訳したものを以下に UP しましたので、お気に召したらどうぞお使い下さい。
 
http://moz.skillup.jp/jlp/temp/xslt.properties.original
 
http://moz.skillup.jp/jlp/temp/xslt.properties.txt
 
http://moz.skillup.jp/jlp/temp/xslt.properties
 
なお、このファイルは Mozilla Suite と Firefox では内容が同じで改行文字だけ異なるようです。
 
このファイルは Suite のものを元に作りましたが、多分どっちでも大丈夫なんじゃないかと。
 
# いずれも組み込んでの動作確認はしていません。(^^; | 
 
 ____________________ http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
 
http://firehacks.org/blog/ | 
 
 
 | 
  | 
ゲスト 
 
  
 
 
 
 
 | 
  件名: Re: /communicator/layout/xslt.properties のローカライズ     投稿時間: 2004年2月22日(日) 07:12 | 
   | 
 
 
 
| dynamis wrote: |  4  = XSLT transformation failed.
 
4  = XSLT 変換は失敗しました。
 
4=XSLT 変換に失敗しました。
 
4  = XSLTでの変換に失敗しました。
 
XSLT 変換に失敗しました。 |   XSLTはExtensible Stylesheet Language Transformationsの略です。<q>XSLT 変換</q>ではどうしても「馬から落馬」の同類に思えて、「での」を挟んでます。
 
# Windowsでは標準で.xslという拡張子にしますよね。
 
 
 
| dynamis wrote: |  15 = XPath parse failure: ')' expected:
 
15 = XPath パース失敗: 予期しているのは ')' です:
 
15=XPath 構文解析の失敗: ')' が有用です:
 
15 = XPathの解析に失敗しました。')'が不足しています:
 
XPath 構文解析エラー: ')' が不足しています:
 
# XPath parse failure: は短い単語で表記したいです。
 
# この手のエラーメッセージって直訳調が多いですが、日本語らしくした方がよいと私は思う。 |   これらのエラーメッセージって ':' が2つ出てしまうナニな表現になってます。というわけで文中のものを除くような表現になっています。文末のものはもしかしたらその後ろに何かの表現がつくかもしれないので残していますが。
 
私は、これに限らず日本語にコロンは馴染まないと思います。ので最近は普通の文に出来そうなところは省くようにしています。
 
 
 
エラーメッセージが難しいのは、どういうときに表示されるか判らないためです。テストケースがあれば嬉しいんですけどね。 | 
 
 | 
 
 
 | 
  | 
snip 
 
  
登録日: 2003年10月 05日 
記事: 141 
 
   
 
 | 
  件名: Re: /communicator/layout/xslt.properties のローカライズ     投稿時間: 2004年2月22日(日) 13:21 | 
   | 
 
 
 
| snip wrote: |  | 参考にさせて頂き、修正をしようと思います。 |   
 
 
[2004/02/22 13:30 追記]
 
以下のように修正しようと思いますが、如何でしょう。
 
http://www.w3.org/ などにも目を通して、作業したつもりでしたが…。
 
 
 
1  = XSLT スタイルシートのパースに失敗しました。
 
2  = XPath 式のパースに失敗しました。
 
4  = XSLT 変換に失敗しました。
 
5  = 無効な XSLT/XPath 関数です。
 
6  = XSLT スタイルシートは (おそらく) 再帰を含んでいます。
 
7  = XSLT 1.0 においては不正な属性値です。
 
8  = XPath 式はノード集合を返さなければなりません。
 
9  = XSLT 変換が <xsl:message> により中断されました。
 
10 = XSLT スタイルシート読み込み中にネットワークエラーが発生しました:
 
11 = XSLT スタイルシートの MIMEタイプ が XML ではありません:
 
12 = XSLT スタイルシートが直接あるいは間接的に自身を import 或いは include しています。
 
13 = XPath 関数の引数の数に誤りがあります。                  
 
14 = 定義されていない XPath 拡張関数が呼ばれました。
 
15 = XPath パースエラー: ')' が不足しています:
 
16 = XPath パースエラー: 軸(Axis) が不正です:
 
17 = XPath パースエラー: 名前または、NodeType テストを行いました:
 
18 = XPath パースエラー: ']' が不足しています: 
 
19 = XPath パースエラー: 変数名が無効です: 
 
20 = XPath パースエラー: 式が正しく終了していません:
 
21 = XPath パースエラー: 演算子が不足しています:
 
22 = XPath パースエラー: リテラルが閉じられていません:
 
23 = XPath パースエラー: ':' は不要です:
 
24 = XPath パースエラー: 否定は '!' でなく、not() 関数を使用してください:
 
25 = XPath パースエラー: 不正な文字が含まれています: 
 
26 = XPath パースエラー: 二項演算子が不足しています: 
 
 
LoadingError = スタイルシートの読み込みエラー: %S
 
TransformError = XSLT 変換中のエラー: %S
 
 
 
因みに、
 
| dynamis wrote: |  17 = XPath parse failure: Name or Nodetype test expected:
 
17 = XPath パース失敗: 予期しているのは名前または、NodeType テストです:
 
17=XPath 構文解析の失敗: Name または Nodetype のテストが有用です:
 
17 = XPathの解析に失敗しました。名前・ノードタイプテストが不足しています:
 
XPath 構文解析エラー: 名前または Nodetype テストでなければなりません:
 
# これはどんなときのエラーかイマイチ分かってません…(^^; |   
 
 
は、ExprParser.cpp 中で NodeType により処理を振り分けている部分
 
 
http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/extensions/transformiix/source/xpath/ExprParser.cpp#727
 
 
のあたりの 750 行目にある未定義のものがきた際に表示されれるデバッグ用
 
のものでした。 | 
 
 | 
 
 
 | 
  | 
カスベァ 
ゲスト 
  
 
 
 
 
 | 
  件名:      投稿時間: 2004年2月22日(日) 18:09 | 
   | 
 
 
 | 
  | 
snip 
 
  
登録日: 2003年10月 05日 
記事: 141 
 
   
 
 | 
  件名:      投稿時間: 2004年2月22日(日) 21:59 | 
   | 
 
 
 | 
  | 
dynamis 
 
  
登録日: 2003年10月 05日 
記事: 1744 
 
   
 
 | 
  件名: Re: /communicator/layout/xslt.properties のローカライズ     投稿時間: 2004年2月23日(月) 03:28 | 
   | 
 
 
 
 
 
私もそれは気になっていたのですが、前置詞を多く書くのは好みじゃないことから、世間でも良く書かれる表現だからと容認してしまいました。
 
改めて考えてみれば素直に "XSL 変換" と書くのが良いかも知れないと思ってみたり。
 
# XSL という拡張子にするのは単に XSLT が Formating との二部構成となっている XSL の一部でしかないということ、三文字拡張子が好き、といったことがあると思います。
 
 
| Motohiko wrote: |  これらのエラーメッセージって ':' が2つ出てしまうナニな表現になってます。というわけで文中のものを除くような表現になっています。文末のものはもしかしたらその後ろに何かの表現がつくかもしれないので残していますが。
 
私は、これに限らず日本語にコロンは馴染まないと思います。ので最近は普通の文に出来そうなところは省くようにしています。 |   
 
 
私も結構コロンを省くことが多いのですが、エラーメッセージや箇条書きなどのシーンでは "名詞:" などの形式を使います。場合によっては "…" で置き換えることもあります。
 
エラーメッセージなどではなく普通の文章の訳をしたらもとひこさんと私の訳は結構近くなるのかも知れません。(^^;
 
 
| Motohiko wrote: |  | エラーメッセージが難しいのは、どういうときに表示されるか判らないためです。テストケースがあれば嬉しいんですけどね。 |   
 
 
6,17を除いてどういうミスに対するものか容易に想像がついたので 6以外はテストケースなど作りませんでした。
 
 
 
 
実際に使用経験がないとどの分野もなかなか難しいと思います。XSLT は特に言語としては C や Java などよりも Lisp に近い言語だったりしますので…
 
# 自分のしたいことができるまで調べた結果私は XSLT の仕様書は原文邦訳共にほぼ全文読んでいます。
 
 
個人的に気になるのは
 
| snip wrote: |  | 6  = XSLT スタイルシートは (おそらく) 再帰を含んでいます。 |   
 
です。唯一テストケースを作って調べたものということもあるのですが、
 
http://moz.skillup.jp/jlp/temp/test.xml
 
あくまでも再帰自体は XSLT に欠かせない機能ですから、このエラーメッセージではよく分からないと思うのです。(繰り返しますが原文自体がユーザに対して不親切)
 
十分にコードを追ってはいませんが
 
http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/extensions/transformiix/source/base/txError.h
 
http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/extensions/transformiix/source/xslt/txExecutionState.cpp#231
 
でなどを見ると全く同じ条件での再帰呼び出しを検出している感じですか。
 
 
バッファオーバーフロー自体を検出しているわけではなさそうですし、単に無限ループとしてしまうのはちょっとやり過ぎだったっぽいですから、
 
6 = XSLT Stylesheet (possibly) contains a recursion. 
 
XSLT スタイルシートの再帰処理に問題があると思われます。
 
といった辺りでしょうか?
 
 
 
| snip wrote: |  | dynamis wrote: |  17 = XPath parse failure: Name or Nodetype test expected:
 
17 = XPath パース失敗: 予期しているのは名前または、NodeType テストです:
 
17=XPath 構文解析の失敗: Name または Nodetype のテストが有用です:
 
17 = XPathの解析に失敗しました。名前・ノードタイプテストが不足しています:
 
XPath 構文解析エラー: 名前または Nodetype テストでなければなりません:
 
# これはどんなときのエラーかイマイチ分かってません…(^^; |   
 
 
は、ExprParser.cpp 中で NodeType により処理を振り分けている部分
 
 
http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/extensions/transformiix/source/xpath/ExprParser.cpp#727
 
 
のあたりの 750 行目にある未定義のものがきた際に表示されれるデバッグ用
 
のものでした。 |   
 
 
なるほど。
 
6 にしても 17 にしてもパーサ開発者本人には分かるし適切な通知だけど一般の XSLT ユーザを配慮した感じじゃない気がしますね。(^^;
 
 
NS_ERROR_XPATH_NO_NODE_TYPE_TEST
 
という定数名や各 case で生成される txNodeTypeTest クラスの定義
 
http://lxr.mozilla.org/mozilla/source/extensions/transformiix/source/xpath/Expr.h#253
 
を合わせて考えると
 
17 = XPath パースエラー: NodeType が定義されていません(内部エラー):
 
17 = XPath パースエラー: txNodeTypeTest(パーサ内部クラス) が不足しています:
 
といった辺りが XSLT ユーザの視点では適切な表現かと思ってみたり。
 
どのような XSLT を書けばこのエラーを出すことができるか分かればそれに合わせて記述を変えればいいのですが… | 
 
 ____________________ http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
 
http://firehacks.org/blog/ | 
 
 
 | 
  | 
snip 
 
  
登録日: 2003年10月 05日 
記事: 141 
 
   
 
 | 
  件名: Re: /communicator/layout/xslt.properties のローカライズ     投稿時間: 2004年2月23日(月) 22:52 | 
   | 
 
 
 
# 引用するのがつらい…
 
 
http://www.w3.org/TR/1999/REC-xslt-19991116 などは、XSL Transformations (XSLT) となっていますし、
 
 "XSL 変換" にします。
 
 
| dynamis wrote: |  | 6 にしても 17 にしてもパーサ開発者本人には分かるし適切な通知だけど一般の XSLT ユーザを配慮した感じじゃない気がしますね。(^^; |   
 
 
おそらくこれら 2 つ(だけ?) は一般の XSLT ユーザを考慮してはいない(もしくは、ほとんど
 
目にされることはない)けど、XSLT ユーザ用に localize 可能なもの中に入っているという
 
感じ(?) なのでしょうね。
 
 
6 = XSLT Stylesheet (possibly) contains a recursion.
 
XSLT スタイルシートの再帰処理に問題があると思われます。
 
 
17 = XPath parse failure: Name or Nodetype test expected:
 
XPath パースエラー: txNodeTypeTest(パーサ内部クラス) が不足しています:
 
 
にするのが無難でしょうか。
 
# 訳さないというのもありかなぁ。(^^; | 
 
 | 
 
 
 | 
  | 
小沢 
 
  
登録日: 2003年10月 06日 
記事: 296 
 
  
 
 | 
  件名: よくわからないことに無理矢理リプライしてみるテスト     投稿時間: 2004年2月24日(火) 21:47 | 
   | 
 
 
 
 
 
私がしゃしゃり出る立場ではないと思いますが、敢えてカスベァさんへのリプライを兼ねて二つ思うところを。
 
 
まず、正確さよりも、意図がいかに通じるかを優先する翻訳というのはあると思いまして、そういった目的
 
が個別にあるならば、まさにJLPが複数あることに意味があるのだろうな、と。その目的はまさに今
 
一定程度果たされているので、もしなくなるとすれば、それはそれで悲しいかなと思います。
 
 
一方で、JLPというのは自分が使わない機能まで訳さないといけないようなところがあって(未訳の
 
まま残す選択肢もあるんですが)、ジェネラリストかスーパースペシャリストでなければ
 
完璧なものは作れない(なのにも関わらず、協業は非常にやりにくい・・・)ので、
 
どこが苦手なのでQA欲しい、というのははっきりhelpを出した方がいいのかもしれないなと
 
思ったり。
 
 
・・・というところでカスベァさんの一流のジョーク・コミュニケーションにつられてみるテスト。 | 
 
 ____________________ -------------------------------------------------
 
最近の私:危ない橋を渡りすぎ。そのうちロープは切れます。え?もう切れてる。そうかもしれません。 | 
 
 
 | 
  | 
dynamis 
 
  
登録日: 2003年10月 05日 
記事: 1744 
 
   
 
 | 
  件名: Re: /communicator/layout/xslt.properties のローカライズ     投稿時間: 2004年2月28日(土) 13:37 | 
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遅くなりました。m(_ _)m
 
 
| snip wrote: |  おそらくこれら 2 つ(だけ?) は一般の XSLT ユーザを考慮してはいない(もしくは、ほとんど
 
目にされることはない)けど、XSLT ユーザ用に localize 可能なもの中に入っているという
 
感じ(?) なのでしょうね。 |   
 
 
ええ、6 についてはユーザも目にする機会が時々あると思いますが(ノード集合の扱いや再帰によるループ処理になれていないプログラマなど…(^^;)、メッセージの書き方自体はパーサ開発者の立場で書かれていると感じます。17 は完全にパーサのデバッグ用で XSLT ユーザが目にすることがまずないはずだけど他のエラーメッセージと区別無く含められているのでしょう。
 
 
| snip wrote: |  6 = XSLT Stylesheet (possibly) contains a recursion.
 
XSLT スタイルシートの再帰処理に問題があると思われます。
 
 
17 = XPath parse failure: Name or Nodetype test expected:
 
XPath パースエラー: txNodeTypeTest(パーサ内部クラス) が不足しています:
 
 
にするのが無難でしょうか。
 
# 訳さないというのもありかなぁ。(^^; |   
 
 
そんな感じで宜しいかと思います。
 
17 に関しては開き直って訳さないというのもありなのでしょうが、メッセージの意味が分かったのだからそれに合わせた表示にした方が親切だと思います。
 
# 意図が分からない怪しいメッセージとかは(それが理解できるまでは)敢えて訳さないのもありだと思ってます。 | 
 
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