Mozilla L10N フォーラム一覧 Mozilla 製品 とその関連ソフトの日本語化に関するフォーラムでした。
このサイトは 2022 年 1 月に終了しました。
フィードバック方法や変更履歴などは Github をご覧ください。
 よくある質問  •  検索  •  登録ユーザ一覧  •  グループ   •  登録  •  ユーザ設定  •  ログインして PM を確認  •  ログイン
 Firefox 2.0 に向けての用語確定 次のトピックを表示
前のトピックを表示
このフォーラムはロックされているため、新規投稿、返信、編集を行うことはできませんこのトピックはロックされているため、返信、編集を行うことはできません
投稿者 メッセージ
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年8月27日(日) 06:09 引用トップに移動

もうすぐ beta 2 リリースであり、Firefox 2 の L10N もいよいよ大詰めとなってきております。激しく変化し続けてきた UI = 言語リソースも遠からず収束に向かうと思われます。

そこで、そろそろ主要な用語の確定をしていきたいと思います。
# 色々意見があると思うのと、後で見やすいようにするために別トピックに分けました。

以下、要検討用語と現状の訳、その他の訳候補などを書いていきますのでご意見よろしくお願いします。
# どんなものでも遠慮なくブレーンストーミング的に書いてみてください。

なお、用語確定の期限は遅くても 9月10日前後までと思ってください。RC1 以降はよほど重要な問題でない限り大きな変更はできなくなります。

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/

編集者: dynamis, 最終編集日: 2006年9月20日(水) 07:58, 編集回数: 2
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年8月27日(日) 07:49 引用トップに移動

Quote:
現状訳:
Broken Web Site = 問題のある Web サイト
別訳候補:
Broken Web Site = 不具合のある Web サイト

Broken Web Site はこれまで「問題のある~」としてきました。「表示」や「閲覧」などに限定した表現にしていないのは、報告内容がそれに限らないからです。あくまでも表示関連は報告内容の一カテゴリですので。英語版で Broken というのは幅広い意味で意図的に使われているもののハズなので、日本語でもそれに相当する訳が必要です。

今回これを変更しようとしているのは、Safe Browsing 機能の導入に際して、フィッシングサイトなども「問題のあるサイト」じゃないかという話が出ているからです。これに対して「不具合のある~」という提案があり、Broken はそもそも意味的には「Bug がある」ってことで、そう考えても「不具合」というのは良い訳だなぁと感じ、それに変更しようかと思っているところです。ご意見募集。

Quote:
現状訳:
safe browsing = Safe Browsing (保留状態)
別訳候補:
safe browsing = セーフブラウジング、安全なブラウジング、安全な Web ブラウズ

当初 Google Safe Browsing が英語しかなかったですが、日本語対応して「セーフブラウジング」になったようです。なので、「セーフブラウジング」にしようかと思っています。
http://tools.google.com/firefox/toolbar/FT2/intl/ja/
他のサービスとか参考になるものがあればよろしくお願いします。

Quote:
現状訳:
phishing = フィッシング
forgery = 偽装、偽装サイト
web forgery = 偽装サイト
別訳候補:
phishing = 偽装サイト、フィッシング詐欺、偽サイト
forgery = フィッシング、フィッシング詐欺、詐欺、偽サイト、危険性のあるページ
web forgery = フィッシングサイト、偽サイト、危険性のあるサイト

Safe Browsing 周りの表現は suspected をどう訳すかなど訳に苦労させられるところです。
偽装サイトとしたのは、「フィッシング」が元で、「フィッシング」といえば専門用語過ぎるから説明的にも使われることが多い「フィッシング詐欺」を参考に、実際にしていることを考えて私が勝手に作った表現です。

「フィッシング」としないのは、それが技術系の専門用語であり、一般ユーザにその(彼らの感覚では)不可解なカタカナを覚えろというのは無理があると判断しているからです。Yahoo! などの一般紙でも使われているという指摘がありましたが、カギ括弧付きで使われているのは明らかに専門用語だから読者が理解できないと彼らも考えている証拠ですし、文脈上補足的な説明が入っていることが多いと思います。
「偽サイト」は簡潔ですが、サイトが付かないときに困るのと、危険性をユーザに認識させる必要があるという意味では「偽装」の方が有効だと考えます。
「危険性のある」などとすれば平易な日本語になりますが、ちょっと意味が広すぎる気がしています。

現時点では「偽装」をベースに、文脈上でその言葉の意味の説明がなされているところでのみ「フィッシング」という用語を使用する形にしています。「偽装サイトを報告」については報告するぐらいの人は「フィッシング」でいいかもと思わなくもないですが、初心者でも報告してくれる人はいるだろうと思うとやはり理解できるようにしておくべきかな、とおもっています。単に英語版で phishing でないというのもありますし。

なお、今のところそのようにはしていませんが、UI 的に余裕がある場所では 「偽装(フィッシング)サイト」などとすることも可能です。そうするべきだと思う方は個別箇所に対してご意見ください。

Quote:
現状訳:
feed = フィード
feed reader = フィードリーダー
web feed = Web フィード
別訳候補:
feed = RSS、RSS フィード
feed reader = RSS リーダー

以前は rss feed などと書かれていたものも単に feed になりました。Google にしても Firefox にしても IE にしても Windows にしても RSS -> feed と用語が変化していこうとしています。これは Web Standards に向けて RFC で標準化が進められている atom なども含めるということと、RSS なんて略語は一般人には分からない上に覚えられないという意味で、feed = フィードへと変化してきているものだと考えています。
今現在の日本では「RSS」の方が通りが良いですが、いずれにしても一般には浸透していないし、少なくとも標準対応を重要視している Firefox では「フィード」にしておくべきだろうと思っています。ご意見募集。

Quote:
現状訳:
Live Title = ライブタイトル
Microsummary Generator = Microsummary Generator (保留状態)

Live Title は当初 summary または microsummary と表記されていたもので、ページから XSLT で適当なフラグメントを生成してそれをブックマーク代わりに表示する機能です。表示側では Live Title になりましたが Generator 追加 UI の方だけ Microsummary という用語が残っています(事実上のバグ)。完全な新機能ということもあって定訳などはなく、いかんともしがたいというのが正直なところです。
革新的な表現募集。

Quote:
現状訳:
addon = アドオン

拡張機能、テーマ、言語パックなどをひとまとめに呼ぶ言葉です。サイト名などとの対応関係もわかりやすいでしょうということで、取りあえず無難にカタカナにしてます。何か良い表現がありそうでしたらまだ変更可能です(2.0 リリースしてしまったら確定)。

Quote:
現状訳:
search engine = 検索プラグイン
engine = 検索プラグイン
別訳候補:
search engine = 検索エンジン、検索サービス
engine = 検索エンジン、エンジン、検索サービス

英語版の方では全面的に seach plugin から (search) engine へと変更されていっています。ドキュメントについてもです。検索エンジンが Firefox に内蔵されているわけじゃないのがどうも気持ち悪いと言うこと、歴史的に既に一定程度普及している用語であるということから日本語版では既存の「検索プラグイン」のままにしているのが現状です。ご意見募集。

Quote:
現状訳:
quick search クイックサーチ
quick find クイックサーチ

FAYT や TypeAhead などと呼ばれていたものです。[ツール] -> [オプション] -> [詳細] -> [一般] -> [キー入力時に検索を開始する] をオンにしたときに検索バーに出てきます。

Quote:
現状訳:
identify = 識別
過去訳:
identify = 同定
別訳候補:
identify = 特定、信頼性を確認

証明書マネージャなどで使用されているものです。
「同定」が日本語として堅すぎるというのは分かっていながら、過去に「特定」(同一性を確認しているだけ)や「信頼性を確認」(信頼性までは保証しない)は意味が違うということで提案を却下していたものです。セキュリティ(PKI)周りを前面見直しした際にあちこちの文脈を比較して動作の意味するところを検討して、「識別」が最適だろうと判断しました。既に変更済みですが、ご意見募集。

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/
ふぉーちゅん



登録日: 2003年10月 06日
記事: 250

ユーザ情報を表示メッセージを送信メールを送信
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年8月27日(日) 10:39 引用トップに移動

超おひさしぶりですが…。

最初にフィッシングですが、IE7からは「フィッシング詐欺検出機能」となっていて、常に機能することになるので、かなり普及するのではないかと。

基本的に IE にある用語はなるべくあわせて欲しいと思います。Firefox だけで独自性を出しても混乱が起きるだけなので。

下からが個人的な意見です。


Broken Web Site = 不具合のある Web サイト

表示されるウィンドウを見る限り、元々Safariのバグレポートを参考にした機能ではないかと思います。なので原則としては「不具合のあるWebサイト」ではないでしょうか?

一方で、IE7フィッシング詐欺検出機能を意識して、フィッシングサイトの話が出てきていると思いますが、Firefox のインフラとしてフィッシングサイトのDBを管理しているわけではないので、フィッシングサイトまで対応しているかのような話は誇大だと思います。

safe browsing = セーフブラウジング

サービス名

phishing = フィッシング詐欺
forgery = フィッシング詐欺
web forgery = フィッシングサイト

IE7だと phishing の 訳はフィッシング詐欺で、英語はphishingとphising websiteで統一しているんで、個人的にはフィッシングで統一してもいいと思います。phising websiteのMSの訳は発見できず。

forgecy を好んで使うのは Firefox 系だけかと。

feed = フィード
feed reader = フィードリーダー
web feed = Web フィード

標準に準拠でよいかと。

Live Title =
Microsummary Generator =

すみません。よく知らないのでパスします。

search engine = 検索エンジン
engine = 検索エンジン

IE では seach engine を追加するのは例えば Google という検索エンジンサイトを指しているのであって、Firefox では開発者的にはプラグインを作っているという意識はあるものの、ユーザ的には検索エンジンサイトを追加したという意識ではないかと。正直検索プラグインもプラグインというほどのプラグインではないし、ユーザ視点でいいかと。

IEでは検索プロバイダ、検索エンジンですね。

engine は微妙ですが…。エンジンでは通じないので。

quick search = クイックサーチ
quick find = クイックサーチ

search と find は微妙ですが、妙案なし。

identify = 識別

おっしゃるとおり PKI 用語では identify の訳は「識別」です。証明書は規格に乗っ取って連携するものなので独自性を出してはいけないと思います。IEも識別です。セキュリティ系は一般動詞を使っていると言うより、用語を使っているという意識なので、普通使わない訳をすると叩かれるところでもあり、これは凄く気になっていました。
RGV
ゲスト





記事 件名: Re: ご意見募集     投稿時間: 2006年8月27日(日) 16:52 引用トップに移動

Broken Web Site
ひとまず、現状のままで。
神経質すぎるかもしれませんが、"不具合"とすると別の反応が起きるということはないでしょうか。
変な話ですが、他では気にならないものの、ツールバー上では妙に引っかかることもあるかと。
#"Firefox に対応していないサイト"などとできれば話が早いのですが、Web標準化についての問題であり、 Firefox のみに限定したくないので en-US ではこうなっているのでしょうか。

feed = フィード
feed reader = フィードリーダー
これもままで。

Safe Browsing = セーフブラウジング
スペースのあるなしはどちらでも。

"phishing" と明記されていない部分はそのままでよいと思います。
あちらの方が認知度が高いはずですが、にもかからわず使われていないのはそれなりに意図してのことだと思いますから。フィッシングに使用される偽装サイトの疑いあり、で断定ではないような気がします。
#"Web 偽造" はあんまりなので偽装にしていました。"なりすまし"も微妙ですし。
#ツールバー上は "Broken Web Site" もそうですが、字数優先モードという気がしなくもない。

search engine = 検索エンジン
addon = アドオン
後々、この方が楽ではないかと。芸がないですが。

初心者に向けてという話では、拡張機能の"互換性"が伝わりにくいのでは、と思います。

#"Places" と並んでさっぱりだったのが "Microsummary" でした。"場所"はまだしも、"要約の生成"では…^^
ゲスト






記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年8月28日(月) 00:48 引用トップに移動

「簡易検索(探索)」とか、どうでしょう > quick search, quick find
個人的には「検索」より「探索」の方が実際の挙動とニュアンスが合っている気がします。


IEにある用語はIE訳に合わせるという意見ですが。
UNIX系OSでも同じJLPが使われるので、そういう翻訳基準にするのは止めて欲しいですね。
# 例えば"default"の訳「既定」など、UNIX系ソフトウェア上ではあまり使われない訳です
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: 再検討用語を追加     投稿時間: 2006年8月28日(月) 02:22 引用トップに移動

いろいろな意見を聞きたいので beta 2 リリース後しばらくするまで私からの返信は控えるつもりですが、書き忘れていたものがあるので少し追加します。
# 他にも再検討すべきだと思う用語があれば遠慮なく書き込んでください。
Quote:
現状訳:
default = 既定(ja)、デフォルト(Mac)
別訳候補:
default = 標準(ja)、デフォルト(ja)

ja ロケールで defaut を「既定」としているのは、以下の理由によるものです。
  • Windows (Microsoft 製品全般) での標準用語
  • 初回起動時に確認される
  • デフォルトブラウザを書き換える方がデフォルトの選択肢
  • 「デフォルト」は(日常生活ではあまり用いない)カタカナ語

私を含めて、Unix ユーザや「デフォルト」に慣れ親しんでいる人にとってみれば「既定」に違和感があるのは分かっていますが(個人的に JLP を作るなら迷わず「デフォルト」(^^;)、表現の選択は英語(カタカナ語)もパソコンも分からない初心者を基準にすべきだと考えています。少なくとも Firefox はそういったユーザを主ターゲットとしているソフトウェアです。間違っても私たちパワーユーザが基準ではありません。

「既定」にしたところでやはり分からずに何となく OK して IE に戻せないと困るユーザがいるのは事実ですし、「デフォルト」の方が「既定」よりも使用頻度が高いというのも事実です。だから、上記理由の1つでも外れるようなら「デフォルト」でいいだろうと思っており、Mac 用の ja-JP-mac ではそのようにしています。

しかし逆にそれで不統一になっていることもあり、Windows 用語は無視して「デフォルト」にしてしまえばよかったかなぁ…などとも思っています。1.5 ではドキュメントの都合もあるので訳語変更は避けたいと思って議論の対象にもしませんでした(バージョン番号も 1.x だし)。しかし 2.0 英語版での各種用語変更をみてれば分かるとおり、そもそも Firefox は用語を固定するつもりがあまりないソフトウェアのようですから(T_T)、改めて再検討対象とします。
# とはいえ、悪いところを英語版に倣う必要はないわけで、変更である以上それなりの納得できる説明が欲しいです。

なお、Windows や IE あるいは Yahoo! や Google などは(初心者による認知度が高いから)重要な基準ですが、常にこれらが絶対の基準ではありません。Windows を無視して(より理解しやすい) Mac の表現を ja でも採用している箇所などがあります。Windows 用語に反するものでも遠慮なく提案してください。

Quote:
現状訳:
subscribe = 購読
別訳候補:
subscribe = 登録、定期更新、フィードを取得、フィードを定期取得

フィードの購読での、subscribe についてです。
ML などなら「登録」にするのですが、フィードというのはいかんせん何とも…といった状況で取り合えずあまりしっくりこないけど一般的に用いられる訳語「購読」を採用しています。妙案その他ご意見募集。


あと、addon については
addon = 追加機能、付加機能
などという意見もあるようですが、テーマや言語パックなども「機能」といえるのか大いに疑問です。これらをまとめて呼ぶためにわざわざ addon という用語を導入している意図に反するかと思います。そしてなにより「拡張機能」との違いが曖昧すぎるのが問題だと思っています。
なお、「extension = 拡張機能」側も変更してどうにかするというのは不可です。主要機能名の変更は原則不可です。


最後に、しつこいようですが念のため。
私はいろいろなことを基準に考えて選択していっていますが、皆さんからの訳語の提案は「単に個人的に好きだから」でも十分です。例えその提案がそのまま採用できなくても、それを切っ掛けに良い案が出てくることもあるわけですから。ブレーンストーミングのつもりで思いつくまま提案してください。
# もちろん説得力のある理由があるならそれも書いてくれた方がよりよいです。

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/
Norah



登録日: 2004年12月 17日
記事: 102

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: 再検討用語を追加     投稿時間: 2006年9月03日(日) 00:35 引用トップに移動

Live Title
ライブブックマークという機能があるのだからライブタイトルでも問題ないと思います。

Microsummary Generator
"マイクロサマリーの作成"で良いかなーと。Microsummary をマイクロサマリーと訳すのがベターなのか謎なので私も手を付け難い部分なのですが。

quick searchquick find
"クイック検索"が良いと思います。カタカナと漢字の組み合わせにアレルギー反応を示す方が多いですが。簡易だとなんか機能的に劣るイメージが付く可能性がありますし、Googleの資料にも"クイック検索"という用語があります。

フィッシング関連に関しては基本は"フィッシング詐欺サイト"が良いとは思うのですが。"フィッシング詐欺サイト"って語呂が悪いのと、詐欺の手法を直に連想できる名称と言う事で"偽装"や"詐称"という名称の方が気に入っています。

____________________
Norah Marinkovic
http://norahmodel.exblog.jp/
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月11日(月) 19:35 引用トップに移動

復帰が遅くなってしまいましたが以下、まず個別のご意見に一部コメントし、続けて次の投稿で全用語について確定候補リストを挙げます。

ふぉーちゅん wrote:
超おひさしぶりですが…。

お久しぶりです。Mozilla 周りの作業にももっと関わっていきたかったのが、結局最終的には殆ど放置お任せモードになってしまってすみませんでした。
気が向いたときや何か気付いたときなど、時々でもご意見くださいませ。

ふぉーちゅん wrote:
最初にフィッシングですが、IE7からは「フィッシング詐欺検出機能」となっていて、常に機能することになるので、かなり普及するのではないかと。

基本的に IE にある用語はなるべくあわせて欲しいと思います。Firefox だけで独自性を出しても混乱が起きるだけなので。

「フィッシング詐欺」という言葉の認知率は急速に上昇していくものと私も想像しています。しかし一方で、IE で使用される用語でもなかなかちゃんと理解したり覚えたりするユーザばかりではないです。IE を使っていても皆がしょっちゅう目にする警告ではないでしょうし。
そしてやはり「フィッシング(詐欺)サイト」は専門用語であり、「オレオレ詐欺」程に一般ユーザに認知されるとは私には思えません。これに対して「偽装サイト」というのは専門用語ではないため、知らないユーザでもまだ理解しやすいだろうと期待しています。

この場合 IE と別の用語を使用することによる問題は、「偽装サイト」=「フィッシング(詐欺)サイト」であることが理解されないおそれがあることだと思います。これについては
  • 検出する機能名称などとしては「フィッシング詐欺検出機能」などを用いる
  • それ以外については「偽装サイト」系の表現を用いる
  • 警告全体を見れば「偽装サイト」=「フィッシング(詐欺)サイト」であると分かるようにする

といった方向にするのがよいかと思っています。

ふぉーちゅん wrote:
Broken Web Site = 不具合のある Web サイト

表示されるウィンドウを見る限り、元々Safariのバグレポートを参考にした機能ではないかと思います。なので原則としては「不具合のあるWebサイト」ではないでしょうか?

Safari のバグレポートで「不具合」とあるのは「問題の種類」ドロップダウンリストの中の選択肢(「表示の不具合」と「その他の不具合」)だけのように思います。
ウィンドウが似ている(元になったもの)だからというのは表記を合わせる理由としては弱いですし、そもそも Safari では「バグレポート」や「問題の種類」の方が目立つ表記ですから、Safari に合わせるという意味でなら「不具合のある~」よりも現行の「問題のある~」で良いかと思います。
# 「バグのある~」というのはちょっとやり過ぎでしょうから。
# ツールバーアイコンは「バグ(虫)」そのものですが…(^^;

ふぉーちゅん wrote:
一方で、IE7フィッシング詐欺検出機能を意識して、フィッシングサイトの話が出てきていると思いますが、Firefox のインフラとしてフィッシングサイトのDBを管理しているわけではないので、フィッシングサイトまで対応しているかのような話は誇大だと思います。

はい。その通りで、誇大だが、「問題のある」ではそれも含むような印象に受け取れなくもない…というのが用語再検討の発端だったという話です。

ふぉーちゅん wrote:
forgecy を好んで使うのは Firefox 系だけかと。

英語版 IE については未チェックですが、「偽装」という表現は IE 中にも見られるようです。MS の L10N 担当者とも結構気が合うかもしれません。(^^;
# 「IE7 - フィッシング詐欺検出機能」のスクリーンショットなど参考

ふぉーちゅん wrote:
search engine = 検索エンジン
engine = 検索エンジン

IE では seach engine を追加するのは例えば Google という検索エンジンサイトを指しているのであって、Firefox では開発者的にはプラグインを作っているという意識はあるものの、ユーザ的には検索エンジンサイトを追加したという意識ではないかと。正直検索プラグインもプラグインというほどのプラグインではないし、ユーザ視点でいいかと。

IEでは検索プロバイダ、検索エンジンですね。

「検索プロバイダ」については、確かに正確ですが独自用語・カタカナ語まっしぐら状態なのでパスしますが、基本的な機能である以上厳密性よりもユーザにとってのわかりやすさを重視して「検索プラグイン」という用語は捨てて「検索エンジン」にするというのが良さそうですねぇ。

ふぉーちゅん wrote:
identify = 識別

おっしゃるとおり PKI 用語では identify の訳は「識別」です。証明書は規格に乗っ取って連携するものなので独自性を出してはいけないと思います。IEも識別です。セキュリティ系は一般動詞を使っていると言うより、用語を使っているという意識なので、普通使わない訳をすると叩かれるところでもあり、これは凄く気になっていました。

これは単純に過去の私の知識、調査不足でした。
他にも気になる変なところがあればお叱りください。
# 大概そういうところは私自身も納得できてないことが多いし。(^^;

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月11日(月) 19:36 引用トップに移動

RGV wrote:
Broken Web Site
ひとまず、現状のままで。
神経質すぎるかもしれませんが、"不具合"とすると別の反応が起きるということはないでしょうか。
変な話ですが、他では気にならないものの、ツールバー上では妙に引っかかることもあるかと。
#"Firefox に対応していないサイト"などとできれば話が早いのですが、Web標準化についての問題であり、 Firefox のみに限定したくないので en-US ではこうなっているのでしょうか。

「不具合がある」だと「問題のある」に比べてちょっと強い印象があるかもしれないですね。気軽に指摘しやすい意味でも「問題のある」の方がしやすい印象があるような気がしています。
# 当初からそう意図していたかどうかまでは不明ですが、Firefox のみに限定していないというのは多分その通りでしょうね。

RGV wrote:
"phishing" と明記されていない部分はそのままでよいと思います。
あちらの方が認知度が高いはずですが、にもかからわず使われていないのはそれなりに意図してのことだと思いますから。フィッシングに使用される偽装サイトの疑いあり、で断定ではないような気がします。

"phishing" よりも "forgery" の方が幅が広いだろうというのもその通りだと思います。但し、それが "phishing" を使用しない主理由ではないだろうと思います。

RGV wrote:
初心者に向けてという話では、拡張機能の"互換性"が伝わりにくいのでは、と思います。

確かにそうですねぇ。
用語としては確定しているものなので独自用語を創作して変更するのはできませんが、個別ダイアログについて理解しやすくなる表現の提案などあればよろしくお願いします。

RGV wrote:
#"Places" と並んでさっぱりだったのが "Microsummary" でした。"場所"はまだしも、"要約の生成"では…^^

名称だけでは意味不明ですよね。ついでに一応関連名称を整理しておきます。
Microsummary とは文書から断片的情報を抜き出す技術(または抜き出された断片情報)のことで、そのための変換スクリプトとして使う XML ファイル(アドオンの一種)が Microsummary Generator であり、それを利用してブックマークの名称を動的に変更していく Firefox のブックマークでの機能が Live Title です。多分。
基本的には Nightly の追っかけをしない私は、Places については SQLite 使って「場所」に相当するもののデータを統合しようとしている…のかな?という程度でよく分かってません。

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月11日(月) 19:36 引用トップに移動

Anonymous wrote:
IEにある用語はIE訳に合わせるという意見ですが。
UNIX系OSでも同じJLPが使われるので、そういう翻訳基準にするのは止めて欲しいですね。
# 例えば"default"の訳「既定」など、UNIX系ソフトウェア上ではあまり使われない訳です

大多数の初心者に理解しやすくすることを目的として、IE や Safari あるいは Windows, Mac や Linux などの OS の用語も参考にしています。
IE や Windows に合わせるのが大多数の初心者にとってわかりやすいと思うところはそうしますし、Mac や Linux の用語に合わせた方がわかりやすいと思うところはそうします。
結果として IE や Windows に合わせることも多いですが、個別の用語や使用箇所ごとに検討していきますので、ご理解ください。

Norah wrote:
Microsummary Generator
"マイクロサマリーの作成"で良いかなーと。Microsummary をマイクロサマリーと訳すのがベターなのか謎なので私も手を付け難い部分なのですが。

上に書きましたが、Microsummary Generator とは Microsummary のための XML ファイルであり、Firefox の機能名称やコマンド名などではありません。
具体的にはえむもじらの解説にあるダイアログで使われるもので、Microsummary Generator を作成するわけではなく登録するだけです。

拡張機能、テーマ、検索プラグイン、プラグインなどと並ぶアドオンの一種としての名称だということと、使用箇所が登録ダイアログだけなので説明的に「ライブタイトル生成アドオン(Microsummary Generator)」にしてしまおうかと思っています。

Anonymous wrote:
「簡易検索(探索)」とか、どうでしょう > quick search, quick find
個人的には「検索」より「探索」の方が実際の挙動とニュアンスが合っている気がします。

確かに「探索」の方が確かにインクリメンタル感はあるので、それはそれで良いと思うのですが、分かってる人にしか伝わらない語感であり、誰にでもわかりやすいのと用語統一という観点からすると「検索」ですかね。
Norah wrote:
quick searchquick find
"クイック検索"が良いと思います。カタカナと漢字の組み合わせにアレルギー反応を示す方が多いですが。簡易だとなんか機能的に劣るイメージが付く可能性がありますし、Googleの資料にも"クイック検索"という用語があります。

(少なくとも Beta 2 の時点では) quick search の検索バーには大文字小文字の区別などを指定するボタンが表示されないので、その意味では通常の検索バーに対して実際に機能的に劣ります。
# FAYT 使用時の検索バーに表示される文字列です

この UI はイマイチ意図が分かりませんが、通常の検索と異なるインクリメンタル検索をしているということをユーザが自覚しやすいようにと導入された(通常の検索バーでなくなった)ものだろうかと想像しています。
# ユーザにその意図が通じるかどうかは少々疑問ですが。

Google の「クイック検索」は使ったことないですが、デスクトップから手軽に検索できるというもので、少し意図は違いそうです。てか、Google は「クイックファインド」とか気持ち悪い用語まで使ってますね…(^^;
http://desktop.google.com/ja/features.html#quicksearch

ただ、通常の検索バーで「検索」と書いている場所に出てくるのですから「~検索」とした方が統一性はあるかもしれません…うーみゅ。

Norah wrote:
フィッシング関連に関しては基本は"フィッシング詐欺サイト"が良いとは思うのですが。"フィッシング詐欺サイト"って語呂が悪いのと、詐欺の手法を直に連想できる名称と言う事で"偽装"や"詐称"という名称の方が気に入っています。

自分で「偽装」を選んだときは不安だったのですが、MS の UI にも出てるし、それなりに気に入ってくれている方もいるようで少し安心しました。(^^;

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月11日(月) 20:16 引用トップに移動

頂いた意見を参考にして、結局以下のようにしてみようかと思っています。
異論、反論、賛同、その他ご意見ありましたらお願いします。

Broken Web Site = 問題のある Web サイト

そもそも変更を検討する動機が「偽装サイトを報告」ができたから紛らわしいかもという程度のもので、並んでいるのだから分かってくれるだろいうというのと、変更候補である「不具合のある~」にも違和感その他あるようなので、現状維持で良いかと思います。

safe browsing = セーフブラウジング

Google での日本語表記にあわせるのと、単に無難だろうから。

phishing = フィッシング
forgery = 偽装、偽装サイト
web forgery = 偽装サイト

機能名称としては「フィッシング詐欺サイト検出機能」に類する表現にするのと、警告ダイアログなどを見て「フィッシングサイト=偽装サイト」(厳密には包含関係)であることが分かるようにすることに注意して、それ以外は「偽装サイト」をベースとしようかと思います。

IE での機能と同じ(ようなもの)であることが分かると同時に、専門用語である「フィッシング」だけにもならないようにするという意図です。

feed = フィード
feed reader = フィードリーダー
web feed = Web フィード

このフォーラムでは以前 RSS の方が圧倒的に使われているという指摘もありましたし、IRC でも選択意図について質問を受けたりもしましたが、現状の説明を聞いた上では「フィード」とすることについて賛成はあっても反対はないようですので。

Live Title = ライブタイトル
Microsummary Generator = ライブタイトル生成アドオン(Microsummary Generator)

Live Title が機能名称であり、Microsummary は仕様名称だと認識しています。ですから、Microsummary (Generator) は英語表記のままでも駄目ではないと思います。
そして実際の使用場面としては Microsummary 単独で登場する箇所は存在しません。というか、そうなっていた部分は機能名称である Live Title に取って代わられました。
Generator の方は長いですが、文脈的には確認ダイアログ一カ所だけなので問題ありません。他の箇所で Live Title ですから、それと関連機能だと分かるようにする必要があるのでこんなものかと思います。
もっとスマートな表現とかあればよろしく。
# というか、英語版でも "Microsummary Generator" を "Live Title Generator" にすれば良いのに…と思います。(^^;

addon = アドオン

無難ですし、いつからか IE でも「アドオン」というメニューができていたようなので。
# 実際には IE にあわせて Firefox 側が変更されたんでしょうねぇ…

search engine = 検索エンジン
engine = 検索エンジン

ユーザにとってはプラグインとして実装されていようが何だろうか関係ないし、検索エンジン内蔵って方がマーケティング的に格好いい気がするので変更しましょう。(笑)
まぁ、「検索プラグイン」という用語がかなり普及していることもあって独断で変更する勇気がなかったというのが正直なところです。(^^;


quick search = 簡易検索
quick find = 簡易検索

手軽に検索できる機能という意図だろうということ、通常の「検索」とあわせて「~検索」にできること、実際に検索バーのボタンがなくなって機能的にも簡易化されていること、妙案なしという消極的理由以外に「クイックサーチ」でよいという意見がないことを考えて、「簡易検索」にしてみます。
# 気持ち悪いから「クイックサーチ」や「クイック検索」にしておけって意見があればよろしく。

identify = 識別
default = 既定(ja)、デフォルト(Mac)
subscribe = 購読

特記事項なし。

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/
池田



登録日: 2003年10月 09日
記事: 69
所在地: 東京

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月11日(月) 22:45 引用トップに移動

池田です。一点だけ。

dynamis wrote:
quick search = 簡易検索
quick find = 簡易検索

手軽に検索できる機能という意図だろうということ、通常の「検索」とあわせて「~検索」にできること、実際に検索バーのボタンがなくなって機能的にも簡易化されていること、妙案なしという消極的理由以外に「クイックサーチ」でよいという意見がないことを考えて、「簡易検索」にしてみます。

この "quick search" が導入された経緯は、
Bug 337654 - Find (ctrl-f) and FAYT (/ or ') should be visually distinct
です。
詳しくは、このバグと Comment #40 からたどれる mozilla.dev.apps.firefox をお読みいただくとして(^^;
よーするに Ctrl + F と FAYT が同じユーザインタフェースなので混乱する、という事から始まってます。
私の知る限り、実際にはどちらもインクリメンタル検索で、検索の機能自体には違いがありません。
相違点としては、ツールバーが自動で閉じるかどうか、あたりが主なものです。
実際、Comment #5 によれば、"quick search" は、ボタン類を非表示にして、ラベルを変更しているだけです。

というわけで、初心者にわかりやすい、というよりは、FAYT を使い慣れた人にわかりやすい、という意図の UI かと。
多くの人は Ctrl + F しか使わないので、このバーの存在を知らずに済んでしまう人も多いでしょう。

dynamis wrote:
# 気持ち悪いから「クイックサーチ」や「クイック検索」にしておけって意見があればよろしく。

Norah さんの「クイック検索」に一票。
理由は;
1. UI は簡易だけど検索自体が簡易になっているわけではない。
2. こういうわけのわからない改変を日本語で無理に説明しようとするよりは、カタカナにしておいた方がいい。
3. 実際問題として、早いとこ検索を済ませておかないとツールバーが自動で勝手に閉じちゃう。(^^;

ご参考になれば。
dynamis



登録日: 2003年10月 05日
記事: 1744

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月11日(月) 22:54 引用トップに移動

池田さんどうもです。
池田 wrote:
Norah さんの「クイック検索」に一票。
理由は;
1. UI は簡易だけど検索自体が簡易になっているわけではない。
2. こういうわけのわからない改変を日本語で無理に説明しようとするよりは、カタカナにしておいた方がいい。
3. 実際問題として、早いとこ検索を済ませておかないとツールバーが自動で勝手に閉じちゃう。(^^;

なるほど。確かに簡易になったのは UI だけですねぇ。
3 に笑わせてもらったので(違)、「クイック検索」にしておいてみましょうか。

____________________
http://www.mozilla-japan.org/jp/l10n/
http://firehacks.org/blog/

ゲスト





記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月11日(月) 23:05 引用トップに移動

じっくり読んでから…と思っていたら、すっかり乗り遅れてしまったので
ざっと眺めておやっと思ったところのみとりあえず。

dynamis wrote:
Quote:
現状訳:
quick search クイックサーチ
quick find クイックサーチ

FAYT や TypeAhead などと呼ばれていたものです。[ツール] -> [オプション] -> [詳細] -> [一般] -> [キー入力時に検索を開始する] をオンにしたときに検索バーに出てきます。


まず quick search については FAYT ではなくて、Thunderbird のツールバーにデフォルトで並んでいる、検索に使う項目の名前だと思います。
なので、全く別物の FAYT と同じ名前をつけるのはマズイかな、という気はしますが、
一方で、ツールバーの項目の名前なんて、ツールバーをカスタマイズするときにひょっとしたら見るかも?という程度でほとんど見ないでしょうし、どうでもいいのかな、という気もします。

quick find の方は、いわゆる FAYT ですね。
その設定をオンにしなくても / や ' の入力で開始できます。

dynamis wrote:
Anonymous wrote:
「簡易検索(探索)」とか、どうでしょう > quick search, quick find
個人的には「検索」より「探索」の方が実際の挙動とニュアンスが合っている気がします。

確かに「探索」の方が確かにインクリメンタル感はあるので、それはそれで良いと思うのですが、分かってる人にしか伝わらない語感であり、誰にでもわかりやすいのと用語統一という観点からすると「検索」ですかね。
Norah wrote:
quick searchquick find
"クイック検索"が良いと思います。カタカナと漢字の組み合わせにアレルギー反応を示す方が多いですが。簡易だとなんか機能的に劣るイメージが付く可能性がありますし、Googleの資料にも"クイック検索"という用語があります。

(少なくとも Beta 2 の時点では) quick search の検索バーには大文字小文字の区別などを指定するボタンが表示されないので、その意味では通常の検索バーに対して実際に機能的に劣ります。
# FAYT 使用時の検索バーに表示される文字列です


指定するボタンはありませんが、大文字小文字の区別をする検索、しない検索、どちらもできます。
# 区別をするときには、入力欄の右側に (大文字/小文字を区別する) と表示されます。
# その前の、quick ではない検索での 大文字/小文字を区別する を覚えているようです。
つまり、指定する UI は足りないが、検索機能としては劣っていない。
さらに、FAYT のみの機能として ' の入力で検索を開始すると、リンクのみ検索する機能がありますので、
機能では劣っているどころか勝っています。

ということで、ますます UI の意図がよくわからないので、名前をどうしたらいいものやら…

と、ここまで書いたところで池田さんの書き込みに気付きました。

池田 wrote:
よーするに Ctrl + F と FAYT が同じユーザインタフェースなので混乱する、という事から始まってます。
ということであれば、機能で勝っているものに 簡易 とつける理由はなさそうですね。ということでクイック検索に1票。

# ただし、quick search と quick find の区別は…?
mar



登録日: 2004年1月 09日
記事: 552

ユーザ情報を表示メッセージを送信ウェブサイトに移動
記事 件名: Re: Firefox 2.0 に向けての用語確定     投稿時間: 2006年9月12日(火) 01:05 引用トップに移動

dynamis wrote:
Live Title = ライブタイトル
Microsummary Generator = ライブタイトル生成アドオン(Microsummary Generator)

Live Title が機能名称であり、Microsummary は仕様名称だと認識しています。ですから、Microsummary (Generator) は英語表記のままでも駄目ではないと思います。


Microsummary は固有名詞ですから、他に使用するときは Cookie と同じ扱いでよいと思います。
#Cookie がカタカナ表記になるときは、Microsummary もカタカナに。

問題は Microsummary Generator のほうですが、
Firefox から見た扱いは、サイト側が用意するものでユーザ側が選べるという感じで、フィードと同じでしょうか?
「生成アドオン」だと、拡張機能や検索プラグインのように管理できてしまいそうな感じがします。
#Place 実装後にどうなるかは分かりませんが。

使われる所は一箇所でも、Firefox 2 の目玉機能ですから、「ライブタイトル生成アドオン(Microsummary Generator)」だと長すぎるような気もします。
そのまま「Microsummary ジェネレータ」ではどうでしょう?

____________________
- mar -

Blog: mar's broken piece
指定期間中に書かれた記事を表示:      
このフォーラムはロックされているため、新規投稿、返信、編集を行うことはできませんこのトピックはロックされているため、返信、編集を行うことはできません


 別のフォーラムに移る:   



次のトピックを表示
前のトピックを表示
新規トピックを投稿できます
既存トピックに返信できます
自分の記事を編集できません
自分の記事を削除できません
投票に参加できません


Powered by phpBB © 2001, 2002 phpBB Group (customized by dynamis) :: FI Theme :: All times are GMT +9:00

Page generation time: 0.0557s (PHP: 90% - SQL: 10%) - SQL queries: 16