Litmus による製品テストのお願い

登録日: 2003年10月 05日 記事: 1744

これまで国際化対応がなされていなかったため日本語版の QA テストではあまり積極的には使用してきませんでしたが、Mozilla では製品の QA テストにテストケース管理ツール Litmus を使用しています。
# Litmus について詳しくは QMO の Litmus チュートリアルをご覧ください。
https://litmus.mozilla.org/

先日遂に(不完全ですが)国際化対応がなされ、UTF-8 で書かれたテストケースやコメントなどを扱えるようになりました。そして、日本語版のテストで主に使用する Localization, Surf's Up, Smoketests, Windows Vista サブグループのテストは夏のインターンで今枝さんに訳してもらっておいたものを投入しました。これにより英語が(あまり)読めなくても Litmus テストが行えるし、日本語で入力したコメントも文字化けしなくなりましたので、今後は是非 Litmus を使っての製品テストにご協力ください。

ご協力いただける方はまず Litmus にユーザ登録をして、左メニューの run tests から Japanese Firefox 2.0 製品テストや Japanese Firefox 3.0 製品テストを選択し、あとは表示される指示に従ってテストを進めていってください。
分からないことなどあれば Litmus チュートリアルをご参照ください。

問題が見つかった場合、詳細を Notes/Comments 欄に入力してくださると共に、できれば、こちらのフォーラムや Bugzilla などにもお知らせください。
# Litmus のコメントを常時監視するのは困難なためです

登録日: 2003年10月 05日 記事: 1744

Litmus の UI 部分の I18N/L10N は手間がかかって難しかったため、UI が英語のままで不便な点については取り敢えず Japanize による擬似国際化(^^; でお茶を濁すつもりでした。実際、翻訳データもある程度投入済みです:
http://japanize.31tools.com/index.cgi/view?target=litmus.mozilla.org

しかし、Litmus サイトが http から https へと切り替わってしまい、Japanize 対象外になってしまい、現在では利用できません。これについては Japanize 開発者の方にリクエスト中です。
# https 対応化パッチはすぐできたけどライセンス違反になる…

テストケースの翻訳は取り敢えず意味が通じればよいものとして、まだちゃんとレビューや修正などを行えていません。
また、日本語版のテストでは特に注意する点として日本語ファイル名や日本語ドメインなどの取り扱いがありますが、これについての注意書きをまだ各テストケースに追加できていません(ピックアップは済んでいます)。
Litmus テストケースの翻訳や管理をしてくださる方を募集しています。m(_ _)m