[notl10n]「Ctrl + + で拡大ができない」のための Workaround を入れるべきか

登録日: 2006年9月 25日 記事: 693

Linux 版限定の話ですが。

Bug 5901 - JISキーボードのCtrl + +(フルキー)でテキストサイズの拡大ができないという問題があります。
# 「テキスト」は今では違っていてズームですが、できないのは同じです。

そもそもは Ctrl + + という、US 配列でも JIS 配列でも入力できないキーに割り当てているのがいけないのですが、「拡大」機能を Ctrl + + だけでなく Ctrl + = にも割り当てることで、US 配列ではなんとなく問題ないっぽいような状態になっています。
# Ctrl キーと、キートップに "+" が書かれているキー(実際には =)を押すと、Ctrl + = になるので、それで拡大できる。

しかし、JIS 配列のキーボードでは、Ctrl + + も Ctrl + = もどちらも入力できませんから、これらで拡大することができません。

そこで、英語版では「拡大」は Ctrl + + と Ctrl + = に割り当てられているのを、
日本語版では JIS 配列向けに、Ctrl + + と Ctrl + ; に割り当てるようにすれば、
Ctrl キーと、キートップに "+" が書かれているキー(実際には ;) を押すと、拡大ができるようになります。

具体的には browser.dtd の

Code:

<!ENTITY fullZoomEnlargeCmd.commandkey2 "=">

となっているところを

Code:

<!ENTITY fullZoomEnlargeCmd.commandkey2 ";">

とすればできます。
# 同様のところが、他にも数箇所…

日本語環境で Linux 版を使っている人にとっては、この方がうれしいのではないかと思いますが、どうでしょうか。

こうした場合のデメリットとしては、US 配列の場合に、Ctrl キーと、キートップに "+" が書かれているキー(実際には =) を押す(つまり Ctrl + =)で拡大する、ということができなくなり、
しかも Ctrl + + はそもそも入力できない(+ を入力するためには Shift を押す必要があるため、どうしても Ctrl + Shift + + になってしまう)ため、これらのキーで拡大することはできなくなります。

Firefox 日本語版を使うような人であれば JIS 配列にしてるはずだし、US 配列にしてるような人であれば日本語版なんか使わずに英語版を使ってるハズ… と、思いたい。
というか、日本語版を US 配列で、というごちゃまぜで使うほうが悪い。(と、言い切ってしまって良い？)

ちなみに、Windows 版ではこのようなことが問題となっていないのは、"+" を入力するキーを Ctrl といっしょに押した場合には、たとえそれが Shift を押さないと + にはならないキーだとしても、Shift の有無に関わらず + と読み替えるような Workaround が、 Windows 版用のコードには入れられているためです。

登録日: 2006年9月 25日 記事: 693

あ wrote:

Linux 版限定の話ですが。

Bug 5901 - JISキーボードのCtrl + +(フルキー)でテキストサイズの拡大ができないという問題があります。

中野さんが問題を修正しようとしてくれているので、Workaround は不要になるかも。

登録日: 2003年10月 05日 記事: 1744

あ wrote:

中野さんが問題を修正しようとしてくれているので、Workaround は不要になるかも。

解決しそうな感じなので L10N での Workaround はなしで。

登録日: 2006年9月 25日 記事: 693

dynamis wrote:

あ wrote:

中野さんが問題を修正しようとしてくれているので、Workaround は不要になるかも。

解決しそうな感じなので L10N での Workaround はなしで。

メモ: Bug 426501 – ZoomIn/ZoomOut/ZoomReset should have alternative accel keys for localized builds