[rule] 設定画面を開くボタンの説明文における語尾(します/できます/してください)

登録日: 2003年10月 05日 記事: 1744

Beta 2 もフリーズされたのでそろそろ細部の修正もってことで。

個別の設定画面を開くボタンにはその左または上にその設定ダイアログで設定する内容の説明が書かれた文がありますが、現在この文の語尾の規則が不明確です:

アドオンの設定を変更できます。
インターネット接続に使用するプロキシを設定します。
Web ページを表示する言語を選択してください。
Web ブラウズ中に表示する警告メッセージを選択してください。
送信するメッセージの形式を設定します。
オフライン時の動作を設定します。
開封確認の取り扱い方を設定します。

「～してください。」は英語版が命令形なのに引っ張られてるだけですが、「～できます。」と「～します。」についてはどっちがいいか迷いが残っていて、明確な規則なく混在しています。
# 例外的あるいは単なるミスでこれら以外もあるかも…

「～してください。」については、普通に使うのに設定変更が必要ではないのに設定変更を要求するのはおかしいので不可。
「～できます。」というのは、設定画面なんだから設定できるのは当然じゃないかと思うと少し違和感があります。Optional な機能について説明している場合は別ですが。
「～します。」は「～を設定するための画面です」という意味でしょうけど、実際の個別設定ダイアログ中ではなく、そのダイアログを表示するボタンがあるところでの説明としては少し違和感を感じます。

これが決定的だ！というものがない気がするのですが、基本的には「～します。」に統一しておき、便利な追加的機能(ちょっと上級者向け？)の設定画面については例外的に「～できます。」を用いることにしようかと思っているのですが、いかがでしょうか？
ご意見募集。

なお、Windows では「～します。」がメインなような気もするけどなんの規則もなく混在しているだけという気もします。
「～してください。」については基本的には「～するには～してください。」という係り受けで使用されているっぽいです。「～できます。」は何らかの追加的な機能の設定画面用のボタンに対して使うようにしている気がしますが、基準は不明確です。

Mac ではそもそも該当する UI が殆ど見あたりません。ボタンの説明は名詞ひとつで、実際に個別設定する場所でのみ設定内容について説明するようになっていると思います。
むやみに設定ダイアログを量産しないセンスは流石 Mac といったところでしょうか。

念のため:
ウィザード中のラベルなどの話ではありません。ウィザードなど通常の利用でユーザによる設定やアクションが必要になる箇所は「～してください。」です。
ユーザに確認を求める場面の話でもありません。実行するかどうか [OK] [キャンセル] などを選ばせるような場面では「～します。(よろしいですか？)」です。